
積読山脈
@book_mountain
2026年4月23日
最後は言い方
L.デビッド・マルケ,
花塚恵
読み終わった
日頃から感じる違和を、産業革命以降の仕事構造の主流である役割分担・役割への同化など旧態依然とした仕組みに求めた著書。
エルファロという貨物船が辿った凄惨な事故を好例として、リーダーが果たさなくてはならない役割、何を目的としてどんな言葉を投げかけることが重要なのかを語ってくれる。
思考を発散させ意見の多様性を歓迎する青ワーク・目前に集中し単一の作業に打ち込む赤ワークに業務を分類し、双方の行き来をどう進めていくかという考え方がわかりやすくて、しかし実行が難しいところ。
大事なことは、心理的安全性はもちろんのこと、”中断する“ことをポジティブで重要な学習の好機であると捉えたうえで、業務の進行状況に合わせて予め中断ポイントを指定しておくこと。
印象深いのはこのあたり。
上長に対していつもいつも、指摘内容はわかるが言い方をどうにかできないのか・その余計な一言で我々の士気を下げているのがわからないのか・他人のやる気を削る腕前だけは飛び抜けて一級品だな、と感じていたので、具体的にどのような箇所に問題があるのかを探るのに非常に参考になる。おかげで本書は折られた角と書き込みだらけ。何とかして物にしたい。
