
こまいこ
@hi_nmh
2026年4月24日
過ぎる十七の春
小野不由美
感想
ホラーと言えば夏なイメージであったけど、春のホラーもいいなと思える作品でした。
色とりどりの花が咲き乱れるうららかな田舎の春から始まり、優しい登場人物達の柔らかで何気ない日常が17歳を起点に一転して暗く重苦しい空気が包み込んでいく。
子の未来を想い強い意志で守りきった母と
子を想い一族を末代まで強く呪った母、
季節と共に隠と陽の対比が見事だと思いました。
主人公達には今回一番活躍したであろう
"お猫さま"を生涯にわたり崇め奉り大事にしてあげていて欲しい。