数奇 "お前の彼女は二階で茹で死に" 2026年4月24日

数奇
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@suuqi
2026年4月24日
お前の彼女は二階で茹で死に
どうやったらこんな設定思いつくの??というぶっ飛んだ設定と、それを活かしたトリックの妙がミチミチに詰め込まれている。『エレファントヘッド』同様に、一度解決したと思われた犯行が実は間違っていて真相は別にある、というのを何度も繰り返す緻密さが見事で、倫理観の無さや奇怪な設定によってそれを可能にしているのもこの作者ならではの境地で凄い。 しかしこの人の書くトリックは伏線回収を通り越してどうしても辻褄合わせに感じてしまう。その点の合わなさがありつつ、この著者の唯一無二の魅力にも納得できる一冊だった。
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