ゆき
@yu-ki
p42
どこで声をかけようかな、と玲斗は考えた。番人という役割からすれば、すぐにでも声をかけ、引き返すようにいうべきだ。だが、成り行きを見てみたい、という野次馬的な気持ちもあった。一体、どうするつもりなのだろうか。
ゆき
@yu-ki
p74
「おかしな持ち方をしているわね」〜
「別にいいじゃないですか、箸の持ち方なんてどうだって。俺は不自由してないわけだし」
「見た目が大事なんです。いつ何時、他人様の前でお箸を使わなきゃならないかわからないでしょ?いいからさっさと直しなさい」
ゆき
@yu-ki
p86
「どうして祈念っていうんですか。祈願とか、願掛けとかじゃなくて」
〜
「ただ、そのことも今は話さないほうがいいでしょう。あなたが自ら解答をみつけられれば、それが一番いいですから」
ゆき
@yu-ki
p398
「当然だと思わないか?人間誰しも、いいことだけをして生きてきたわけじゃない。罪にはならなくても、道徳に反したり、人を傷つけたりしたことが多少はあるはずだ。〜そんなとのを全部娘に知られるかもしれないと思ったら、九期怖くなってきたんだ。」
ゆき
@yu-ki
p402
「〜仮に過去にはいろいろとあったにせよ、現時点で家族に対して後ろめたいことがないのなら、預念してきてほしい。その念を私が受けて、仮に昔の悪事を知ったとしても、今回だけはめをつぶってあげる。今後も一切触れない、だってさ。だけどもし現在、何らかの形で家族を裏切っているのなら、何もしないですぐに帰ってきてといわれた。」
ゆき
@yu-ki
p403
「〜俺が隠してるのは単なる悪事だけのはかぎらない、本来なら知らないほうがきいこと、背負わなくていいことまで受け止めることになるかもしれない、それでもいいのかって。〜全然平気、家族なんだから、だってよ」
ゆき
@yu-ki
p424
「〜従業員にお給料を払ったりするためには、人の弱みにつけこんだり、人を押しのけたりしなきゃいけないこともある。清く正しく美しくなんて幻想。だって、あたし自信がそうだもん。今のあたしなんて、頭の中を誰かに覗かれるなんて絶対に嫌。妬みとかひがみとか、醜い思いがいっぱい詰まってるから。だからあたし、思ったんだ。預念できる人は、よっぽど自分に自信がある人だろうって。いい加減に生きてきた人間には、預念する勇気なんてないと思う」
