
けんたろ
@kentaro
2026年4月26日
聖者の落角(3)
芦花公園
読み終わった
前2作は超能力とのバトルって感じでしたけど、今作はちゃんと心霊モノになってましたので、どストライクの好みでした。(心霊というよりは悪魔寄りだったような気もしますが…)
印象的だったのは、無意識に周りの人の気分を逆撫でする人の話…。一見、親身になってるように見えたり自分を謙遜してるように見えたりするけど、あるボーダーを超えたそれらの態度は周りをイラつかせる…。説得力のある描写に脱帽でした。もしかしたら、自分もそうなってることがあるかも、と自分の振る舞いを改めさせられたような気がしました。
あと、今回の被害者のみんながこの結末によって幸せになったのか…、いや、幸せになったとは絶対に言えない、そんな解決で幕をじたのもすごく考えさせられる内容になっていたと思います。
ますますこのシリーズが楽しくなってきました。
続きも絶対に読みたいと思います。
ここからはぼやきというか、蛇足なのですが…
因習とか土着信仰を題材としたホラー小説、ミステリー小説にしばしば郷土資料として古文が書かれていることがありますが、あれってすごいですよね。著者は古文書けるってことですよね。すご。
私は古文の知識が皆無に等しいのですが、これまでは一応古文の部分も自分なりに読んでました。まあ、たいてい古文の後に現代文での要約が記されているので読まないなら読まないで良いのだと思います。
本作ではその古文が、たしか4ページ分ぐらいあります。なのでこの部分については読むの大変だったなーという印象が強く残ってます。

