口下手克服TV "ゴリラ裁判の日" 2026年4月27日

ゴリラ裁判の日
ゴリラ裁判の日
須藤古都離
人権は法によって定義されているが人間の定義は人権に比べて曖昧であるという節が面白かった。 言語を獲得できる可能性のある動物は人間になり得る。 じゃあ言語を獲得したAIも人間と言えなくもない?無理? 人間とは何か、ゴリラとは何かというだけにとどまらず発想の根が広がる余地のある問いを投げてくれる本だった。 あと単純にちょいちょい挟まるシュールなゴリラシチュエーションが面白かった。ゴリラがオムツ履いて女子トイレの個室に入るなど、大統領との会談中に何食わぬ顔で脱糞しながら手話でやり取りするシーンなど。 本書を読み終えた上でこの感想はどうかとも思うが…(いやでもゴリラはゴリラじゃん) 人間でもありゴリラでもある、種と種の狭間で自己の正体に悩む主人公(ゴリラ)の内面描写についつい共感してしまうリアリティさも良かった。
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