
くらな
@3bus_0830
2026年4月27日
9条の戦後史
加藤典洋
読み終わった
自己欺瞞の定型が、戦前の国体信仰の「国体」の位置に、天皇に代わり、新たに憲法9条の平和条項が据えられるケースです。世界に冠たる絶対不可侵な天皇をいただいているという皇国思想の「誇り」が、そのまま、世界に冠たる「特別の戦争放棄」の憲法をいただいているという平和思想の「誇り」に取って代わる。これほど安易な、責任との向き合い、戦争体験への反省のすりかえは、ありません。しかし、多くの日本人が、憲法9条に戦後の新たな「国体」を求めるようになった。