
shiori
@shiori_417
2026年4月29日
焦土の刑事
堂場瞬一
読み終わった
audible
戦争という、「正義とは何か」ということさえ揺らぐ状況の中で問われる、「本当の正義」。
「国の正義」なんて時代によって変わる、という言葉にドキリとさせられた。
この物語に登場する人物たちは、戦争によって運命を暴力的に捻じ曲げられたという点ではある意味全員が被害者ともいえ、日常の全てを奪い、物心両方を破壊していく戦争の恐ろしさと、それが身近になってしまった現在とに戦慄する。
そんな中で、前を向く若い二人の警察官の志には救われた。
戦中・戦後の警察を描いた小説は初めてだったので、その点も興味深く読んだ。
