
Unununium
@Unununium_111
2026年4月30日

炎の人ゴッホ
アーヴィング・ストーン,
新庄哲夫
まだ読んでる
序曲~第一章読了。
ロンドンからボリナージュ時代のゴッホ。21歳~27歳までの生き様が描かれていて、これだけでも小説1冊読み切ったかのような分量&濃厚さだった。
初めての失恋から画商としての失敗、牧師を目指して勉学での挫折、伝道師として認められず、やっと仮の伝道師の地位に着いても炭鉱夫たちの貧しく苦しい生活を変えられず神がいないことに気づき絶望。
そんな絶望からスケッチをしていくことで再度生きる力を見出していくところまで描かれていた。
難しい性格の人だったんだなと思いつつも、ひとつの事にいつも全力で何者かになるために必死で足掻いてる姿に感動する。
好きな人を一目見るために自由になる全ての時間を費やしたり、勉強では1日18時間~20時間の努力をしたり、貧しい炭鉱夫を本当の意味で救うために自分の持つ全てを捧げて同じく貧しくボロボロになりながら他者を助けたり…いつも全力で心も身体もボロボロになりながらも何も大成できない…読んでて苦しかった。
ファン・ゴッホ家が一族全員優秀だから、より卑屈になってしまう面もあるように感じた。
弟のテオの理解と親愛を得て、画家になることに希望を見出したところで終わってるので、これからどのような人生を生きていくのか楽しみ。

