ピエ "テラ・ノストラ" 2026年4月25日

ピエ
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@pie_202
2026年4月25日
テラ・ノストラ
テラ・ノストラ
カルロス・フエンテス
フヅクエさんで先日までやっていたページ数割をきっかけに、ようやく読み始めることができた…! 1091ページの大長編、果たして読み終える日が来るのだろうか…と思いながら数年ほど積んでいた本。 ヒエロニムス・ボス「快楽の園」の鮮やかな表紙、「われらの大地」を意味するかっこいいラテン語のタイトル、そして作者はフエンテスときたので、中身もろくに見ずに買ってしまったのだ。 ページが二段組かつ流れを掴むのに手間取っており、10時間ほど読んでまだ180ページ付近…何となく面白くなってきた気がするが、まだどんな小説なのか全貌がまったく分からない。 いくつもの時代や場所に偏在する3人の登場人物、セレスティーナとルドビーコ、そして背に十字架の印を負った謎の人物…かれらが物語の緯糸になっていくのだろうか。 パリの通りで一斉に出産し始める老若あらゆる女たち、夫の遺体と共に霊柩車に乗りスペイン各地を旅する狂女王フアナなど、各場面が幻想的で印象深い。 日本語版は、14〜17世紀あたりのスペインの歴史を大まかに知っている読者を想定して訳されているように思う。注の付け方はかなり丁寧だが、スペイン史において一般的な用語や人物には訳注が無いので、中近世史をざっとおさらいしてから読むといいかもしれない(知らなくてもググれば読める程度)。
テラ・ノストラ
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