或る蜜柑
@Candy02
2026年5月1日
雷の季節の終わりに
恒川光太郎
読み終わった
どんどん引き込まれていく世界観はやっぱり独特だと感じた。
風わいわい、一見すると絵本にでてきそうな可愛らしさを想像してしまうネーミングだもの。
人と人とが殺し合う戦争に巻き込まれないように隠れている穏という独立した国。
戦争という概念がなくとも、人はやっぱり誰かを蹴落とし、有利に立ちたがり、誰かを傷つけなければ自分自身を守れない愚かな生き物なんだと思う。
どんなに平和な場所にいても近代文明にはやっぱり憧れるし、幻想的なものを崇拝して安心したい。
人の心の奥底の葛藤とかを上手く落とし込んでるなと思う。
ホラーというジャンル?いやファンタジー?
いや、多分もう恒川光太郎というこの作家じゃなければ描けない一種の新ジャンル
私は好きだな。