
いちのべ
@ichinobe3
2026年5月2日
新世界より(中)
貴志祐介
読み始めた
ゴリゴリに異性愛規範な「当番」制度のおぞましさに震えていたら、それどころではなかった。
> 「旧倫理規定では、人権が発生するのは、受胎後二十二週目からだった。これは、中絶が可能な期間に関連した規定だったんだけど、新しい倫理規定では、これを生後十七歳まで後倒しにしたの。したがって、十七歳までは、教育委員会の職権において、処分が可能になったのよ」(p214)
「七つまでは神のうち」どころじゃねー!そして、そこに至る背景と過程が理屈としては「理解」できてしまうのも厭だ。「ひとりの力が一国の核兵器に相当することもある呪力が存在する世界で、平和な人間社会を維持するにはどうすればいいか?」という難題への回答としては有り得るのだろうなぁという。