
彼らは読みつづけた
@findareading
2026年5月2日

読み終わった
*読書で見つけた「読書(する人)」*
《──いいよ。疲れてるんだから。ほら。僕に寄りかかっていいから。しばらく寝なよ。
本当のことを言うと、緊張とときめきで眠気は吹き飛んでしまったのだが、それでも小一時間は彼にもたれて眠っているふりをした。その間、伊藤先輩はぱらぱらと文庫本をめくっていて、そのゆったりとした立ち居振る舞いは見蕩れるほど優雅だった。》
— 柚木麻子著『伊藤くん A to E』(平成29年11月5版、幻冬舎文庫)
