
Sanae
@sanaemizushima
2026年5月3日

変容するインドネシア
小川忠
読み終わった
アジアに関する本なら、めこんは信頼における出版社、インドネシア語を勉強するようになるくらいインドネシアが好きになったので手に取る。
インドネシアの多様性がさまざまな州から解説され、人々のよく知るバリのみならず、スマトラ、ジャワのついてはもちろん、スラウェシや東ヌサ・トゥンガラ州やパプアのことはほとんど知ることがなかったので勉強になった。
印象に残ったのがイスラームのジャワ化からジャワのイスラーム化、という言葉とヒンドゥのバリ化からバリのヒンドゥ化という言葉。
グローバリゼーションという外部からの圧力を受けて、排外的な思想や宗教の復興など内向きな思想が起きるのは世界でもよく見られること。
土着の宗教と折衷した形でインドネシアの宗教が形作られてきたが、最近ではイスラームはISの思想に共鳴する者も現れたり、ヒンドゥはインドに留学する者も増えているんだという。
個人的にはアジアとの関係をもっと深めていくのがいいと思っている。
お互いの理解のために話し合いは必要で、そのためには相手との共通認識のすり合わせも大事だと思うが、インドネシアでは高校歴史教科書で日本軍政期の記述は数十ページにわたって掲載されているという。
日本では数行と記述があったが、果たしてインドネシアを占領していた事実をきちんと把握している人がどれくらいいるのかというくらい、私たちはよく知らないのではないか。
ジャワに行った時、「日本が昔ここを占領してたの、知ってる?」と問われる場面が何度かあった。聞いても知らないという日本人も多く、インドネシアの人は気にしているのではないだろうかと思った出来事だった。
インドネシアのみならず、アジアの国のことをもっと勉強していきたい。







