にわ "探偵小石は恋しない" 2026年5月4日

にわ
にわ
@chokouri46
2026年5月4日
探偵小石は恋しない
序盤は微妙な感じだけど、ここから面白くなるのに期待 読み終わった 以下、殴り書きの感想 意外性はあったけどミステリーとしては微妙だったかな。あっと驚かせようとして色々なところで無理させすぎ。 名字を伏せすぎているし、人間関係、主人公の特定の条件下で記憶喪失になるっていう設定にも無理がある気がする。 後半の伏線回収パートも驚きよりも、無理やりだな、という感情のほうが大きかった。 もっと短い本だったら意外性だけで持つと思うけど、この長さを意外性だけで乗り切るのは無理。 また、魅力あるキャラが少なかった。結局小説やアニメ、漫画は嘘であり現実ではない。そのキャラたちがどうなろうと読者にとっては何の意味もない。だからこそ魅力的で感情移入できて、応援できるキャラがいないと娯楽小説は厳しいと思う。この小説にはそういった魅力あるキャラが少なかった。また会いたいと思えるキャラが。依頼人もそうだし、主人公周りもそうだし。謎解き部分が希薄な分、キャラに感情移入して楽しみたかったがそれもできなかった。小石は癖のあるキャラであるが魅力もあるってなればよかったんだけど、雑な性格にしか見えず探偵として好きになれなかった。蓮杖も読者の視点キャラに徹してほしかった。後半のくだりをやるためには仕方ないんだけど… 蓮杖にも小石にも感情移入できず、依頼人も同情できる人物が少ない。依頼人は事件を運んでくればいいわけではなく、かわいそうだとか、幸せになってほしいとか、救われてほしいとか読者に思わせなくてはいけない。事務員のギャルもあれだったし……。読者の視点、感情に寄り添うキャラがいないので乗り切れなかった。意外性のある展開をやってるんだけど、キャラの魅力が薄いので楽しみきれない。キャラに感情移入したり、人物像が具体的だからこそ、期待を裏切ったときの驚きや面白さが生まれる。キャラをないがしろにして意外性だけを積み上げても面白くはならない。本屋大賞の受賞を逃すのも仕方ない。なんでノミネートされたか分からんレベル。 感想まとめ 意外性に振ったB級ミステリー。 ただ、主人公2人が恋に落ちる話としては良かったかも。 恋愛をテーマにした事件なのでとっつきやすいし、終わり方も王道でよかったので読みやすい作品ではあった。
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