
宮子
@miyako
2021年11月30日

バーにかかってきた電話
東直己
かつて読んだ
心に残る一節
"俺たちは、生まれる環境も、生まれる国も、生まれる時代も、自分の体も、自分の脳ミソすらも自分で自由に選べないのに、いきなり生まれさせられて、そして自分の人生の責任を押しつけられる。それで楽しくやれる人間はそれでいいけれど、ついて行けない人間はどうすればいいのだろうか。"(P.265)
かつて読了。『探偵はバーにいる』の続編。大泉洋主演の実写映画が面白かったので原作小説を読んだ。
初めて読んだとき上記一節に心の底から同意した。
