
のちぼー
@nochibo
2026年5月5日

買った
読み終わった
2014年、エボラウイルス病のアウトブレイク。2020年、COVID-19のパンデミック。その時ウイルス学者は--…!?
という重そうな内容を軽妙な語り口で描いたお仕事エッセイ。含蓄に富んでいて、面白かった。古瀬先生の好感の持てる人柄も文章から伝わってきて、ストレスフリーで一気に読めたよ〜ん。
様々な専門分野の知識や経験を集結させることの大切さ。集結させる場を用意し、合意形成を導き…。感染症対策に限らず、どの業界においても本当に本当に大事なこと…!
合間に挟まるコラムも面白かった。
危ないから地元のビーチで泳ぐなとアフリカで口酸っぱく言われたのに、ダチョウ倶楽部のノリと勘違いして泳ぎに行って普通に怒られた話すき。
あと、キャリア紹介のコラムでは、近畿の某大学に助教として赴任していた時の研究室内に、「バッタに食べられたいひと」や「鳥の鳴き声を言語学的に研究しているひと」がいた。とさらりと書いてあって、(多分知ってる方達ですねえ…😲)ってなった。
※参考
京都大学白眉センター
第5期 前野ウルド浩太郎(著書『バッタを倒しにアフリカへ』)
第9期 鈴木俊貴(著書『僕には鳥の言葉がわかる』)
メモ
・「迷ったら変化のあるほうに進む」
・WHOは医療従事者だけでなく、文化人類学者や宗教学者といった人文社会系の専門家なども派遣されて、現地コミュニティとの橋渡しという役割を担う。
・エボラ流行の際、各国政府や軍組織は西アフリカの支援という体裁を取りつつ、自国でウイルスのアウトブレイクが発生したときの有事に備えるシミュレーション訓練をするという裏の目的もあったかも。
・顧みられない熱帯病(NTD)

