ヤマダ! "みじかい髪も長い髪も炎" 2026年5月7日

ヤマダ!
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@ts_o_tw
2026年5月7日
みじかい髪も長い髪も炎
歌集を読もう週間。まとまった時間が取れない時期は歌集を読むことにしている。 P12〈あなたはあなたの脳を生きつつ地下鉄ですこし他人の肩にもたれた〉 脳みそはひとりにひとつで、それぞれがそれぞれの頭蓋の中にしっかり収まっており、そのことがとてつもなく寂しく虚しいことのように感じられる日がある。脳みそ同士を電極で繋ぐことはできないし、私とあなたは皮膚で隔てられてはいるが、鼓動や体温を感じることはできる。 P34〈薄氷の上に置かれた猟銃をきみのこころと読んだのはきのう〉 今にも割れてしまいそうな「薄氷」の上に置かれた「猟銃」の、ただでさえ重いのにどんどんの重みを増していくような緊張感。冷え切った銃身が瞬時に熱せられ氷を溶かすところを想像する。 P38〈飛車と飛車だけで戦いたいきみと風に吹かれるみじかい滑走路〉 「飛車と飛車だけで戦いたい」を読んだ瞬間「分かる!」と叫びそうになった!命は有限で人生は短いのに、歩でちまちま進んできたり、桂馬で小賢しく近づいてこられると「あの、そういうのやっていませんので」と腕をぶんぶん回してしまう。
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