輝くすき焼き "加賀乙彦長篇小説全集 第三巻..." 2026年5月7日

加賀乙彦長篇小説全集 第三巻 帰らざる夏
まず、まだこのクソデカ感情に名前を付けられない。 帰らざる夏はただのボーイズラブ作品ではないということは確か。 軍事教育のさなか、時代の混同に巻き込まれる少年たちの、彼らなりの忠義とか信念が自らの首を締めていくのが酷く残酷で美しい。 忠義は誓う側にフォーカス当てられがちだけど、忠義を誓わせる側にもそれ相応の責任と覚悟が必要だよなと。 今回で言うと天皇のことなんだけど、敗戦によって大半が平和の喜びを噛み締める反面、忠義に燃えてた誠の武士道を貫く人達は1ミリも喜べなかっただろうな。 真面目に盲目的にやってた結果がこれ。急に指標を失う喪失感はもはや死んだも同然。故に純粋無垢な少年たちの綺麗さが際立つ。 まさに真面目さの崩壊。壊れるほどの純粋さ。 ちょ!!!マジで読んだ人コメントください!!!!って感じです。うわーーーもう真面目に生きます!!!
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved