
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2026年5月8日
読んでる
ミハイル・シーシキンの『手紙』を読みはじめる前に彼の作品を読んでみたくて、『ヌマヌマ』に収録されていてラッキー!と思いながら開く。
『バックルベルトのついたコート』は「自伝的事実に基づいた抒情的短編」とのこと。
小学校の校長だった母との関係や当時のソ連での教育の欺瞞(ほんとうのことを教えられない)や体制に監視された中での子ども時代を、夏の保養施設での思い出から回想していくのが見事だった。
ソルジェニーツィンの『収容所群島』を読んで体制に疑問を持ったというのを読んで、NHK映像の世紀で見た!ソルジェニーツィンはシベリアの収容所に送られたけどある日突然汽車の切符を渡されて開放され、その後『収容所群島』を書いてそれを国じゅうの人が読んでソ連崩壊に繋がったんですよね!と心の中で叫んでしまった。
彼の作品は日本では『手紙』だけが翻訳出版されていて、この短編で触れていた『イズマイル攻略』と『ホウライシダ』は未邦訳とのことだが、すっかり気になってしまったのでどなたか翻訳してもらえないだろうか…
『手紙』を含めて三部作らしいので『手紙』の翻訳を担当した奈倉有里さんに是非お願いしたい(一読者の希望)









