
ペンアブ
@ddd_kool966
2026年3月27日

スロウハイツの神様(上)
辻村深月
読み終わった
私は恐らく、この作家が向いていない。
「ツナグ」「かがみの孤城」を映画で見た時から感じていたことなんだけど。
ツナグはともかく、かがみの孤城は恥ずかしながら魅力を一片も理解できなかった。
かがみの孤城は知人が「面白かった」と原作小説を褒めていただけに、映画で見た時はハードルの高さを越えられなかった印象がある。
「なんとなくこの人の作品は合わないな」と感じた瞬間だった。
宗派が違うというか、思想が相容れないというか。
私はメフィスト賞が好きで何作か読んでいるのだけど、氏のメフィスト賞受賞作を読む機会は、かなり遠くなると思う。
だけど、
合わないなあという思いを抱えながら読んだ「噛み合わない会話と、ある過去について」は、かなり好きなのだ。
登場人物同士の齟齬、そこで生まれる違和感に焦点を当てた短編集。これを読んでる時はすごく楽しめたし、手放しで良い作品だと思う。
その上で、このスロウハイツの上巻をどう感じたのかと言えば、
…………………4章は好き。
円屋くんが出て行くとこ。
ここは本当に良かった。ああいうロマンス好きだから。
……総合的な感想は、下巻を読み切るまで持ち越し。