群青 "モスクワの伯爵 下" 2026年5月9日

群青
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@mikanyama
2026年5月9日
モスクワの伯爵 下
モスクワの伯爵 下
エイモア・トールズ,
宇佐川晶子
上巻はちんたら呼んでいたが、下巻は一気読み。淡々と話も月日も過ぎていく。気がつけば軟禁生活も32年。ホテルで知り合った幼い少女は、後にその娘を出すための装置だったのね。娘の両親の生死は不明。そういう時代の空気が伝わってくる。 ソ連って何だったんだろう? あんなに民を締め付けたのに結局 崩壊。 肥え太ったのは政権上層部の人間だけ。 1922年建国、ソビエト連邦の歴代指導者は、レーニン、スターリン、マレンコフ、フルシチョフ、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、ゴルバチョフ(ゴルビー)。 東西冷戦で核の脅威、終末時計が出てきて、スティングは「Russians」を歌った。 If the Russians love there children too. 最悪の事態は回避できてよかったけどね。 ベルリンの壁は壊されドイツは統一、ベラルーシもウクライナもリトアニアも独立。レニングラードはサンクトペテルブルクに名前を戻した。 ルーマニアの妖精ナディア・コマネチはアメリカに亡命したが、伴侶とうまくいかなくて別れた。まだ存命なのかしら? 1980年のモスクワ五輪は西側諸国がボイコット。バレー女子日本代表は泣きくずれていた。マスコミは熊のミーシャ。4年後のロサンゼルス五輪は逆に東側がボイコット。東西が揃ったのは1988年のソウル五輪。 そういえば、青池保子『エロイカより愛をこめて』に出てきたソ連 KGB の親玉のコードネームはミーシャだったなぁ。 山岸涼子『アラベスク』を久しぶりに読みたくなった。あれはソ連時代のキエフのバレエ団の話だった。ノンナもパリ公演に行ったっけね。亡命はしなかったけれど。 自分の中のロシア革命、ソ連を総動員した物語でした。 あと、映画「カサブランカ」を見なくちゃと思った。私が覚えているのは宙組、大空さん、すみ花ちゃんのお披露目。 「モスクワの伯爵」はユアン・マクレガー主演で映像化もされた。YouTubeで予告編を見たら、これはないわ…だった。
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