
読書猫
@bookcat
2026年5月5日
読み終わった
(本文抜粋)
”聖書には「復讐するは我にあり」という神の言葉があります。つまり、復讐するのは人間ではなく、神でなければならない。それでももし自ら復讐しようと思うならば、神に代わって復讐するということでなければいけないわけです。そのためには、ひとりの弱い人間としての立場ではなく、自分が神と一体化しなければならない。“
““To be, or not to be”(「生きるべきか、死ぬべきか」)のジレンマで悩んでいるかぎり、何かのきっかけでつまずいて自殺してしまったり、あるいはとんでもない事件を引き起こしてしまったりすることもあります。そこまでいかなくとも、人生が息苦しい閉塞感に陥ってしまいます。そうならないためにも、理性か熱情かという二項対立から脱け出て、第三段階のハムレットのように、もっと大きな観点から弱い人間としての自分を見る、という感性が必要でしょう。”
