
野良イモ
@noraimo
2026年5月11日

贖罪 (双葉文庫)
湊かなえ
読み終わった
それぞれの独白が痛かった。自分も感じたことあるような寂しさや生きづらさ、1歩間違っていたらこうなっていたかもしれないなと思う場面がたくさんあった。人の背景を知って、その行動に理解はできなくても共感できるようになったり。湊かなえさんの作品は重いと言われがちだしイヤミスなんだけど、人の弱いところもありのままに描くことで自分の弱いところも受け止めてもらえるような気がしてしまう。湊かなえさん作品は女性が強く描かれるけど、強くならざるを得ない苦境が辛くて共感や同情なんて言葉じゃ表しきれない。的確な言葉が見つからないけれど、仲間をひとり、またひとりと見つける感覚に似てる。何を持って仲間かと問われるとなんとも言えない。