本屋lighthouse "ロード・ジム" 2026年5月12日

ロード・ジム
ロード・ジム
ジョゼフ・コンラッド,
柴田元幸
結局昨日はおなか、というより胃の様子がおかしく、ファイサイから友好橋を車で渡ってタイ・チェンコーンに入ってゲストハウスを見つけてから、おおむね部屋で横になっていた。メコン川の向こうにはファイサイがあり、入国審査といった手続きがなければ渡し船で行ける距離だ。やはり国境は廃絶したほうがよい。 しかし移動そのものは好きで、このまえ仲西さんも書いていた話には共感することばかりだと気がつく。むしろ目的地につかないほうがいいまである。ただただ移動する、正確には運ばれるほかない状況にいつづけたい、なぜならなにもしないでいい理由ができるから。移動の際に必要なのはスマホではなく本、しかもできるかぎりよくわからない本がいい。うまく理解できずに放り出して、でもほかにやることもないから本を読むしかなくまた手にとってしまう。2026年5月10日の私はそれをベッドのうえで、移動もできずなんともいえない腹部の痛みを抱えながらおこなっていた。
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