

本屋lighthouse
@books-lighthouse
千葉市幕張の新刊書店
平日14時-21時/土日祝12-19時(定休:毎週月火/第3水曜)
「こども読書ちょきん」やってます
NO HATE🏳️🌈🏳️⚧️
JR/京成幕張駅徒歩6分(近隣にコインパーキング複数あり)
ここは関口個人の読書記録ですが、読んでいる本はだいたい店頭またはウェブストアにあります。在庫がない場合は取り寄せますので、気軽にご連絡ください٩( ᐛ )و
- 2026年9月11日
- 2026年9月11日
ドリアン・グレイの肖像オスカー・ワイルド,仁木めぐみ本日の入荷と思い出した本本日も無事オープン芸術が人生を模倣するのではなく、人生が芸術を模倣する。オスカー・ワイルドはそう書いています。模倣したくなるほどの「ツクリモノ」になるのはそれが真剣に作られたものだからであって、物事の表層を掠めとった真似事のツギハギで生成されたもののことを、きっと私たちは「真似したい」とは思わないんでしょうね。でもその意思とは無関係に、醜悪なものを作っていると私たちも醜悪になるのです。人生=人間が芸術=生成物を模倣する……。 〈本日の思い出し本〉『ドリアン・グレイの肖像』 〈新入荷〉『ランちゃん・ランちゃん』『四谷三丁目のカッパ』『彼女は雨の中』『30歳からの韓国留学記 文庫』『ごはんのきほん レシピを見ないで作れるようになりましょう。 文庫』『つやつや、ごはん 文庫』『腹を空かせた勇者ども 文庫』『夜明けのはざま 文庫』『獣の夜 文庫』『小箱 文庫』『なにも見ていない 文庫』『絵画の政治学 文庫』『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』『不思議というには地味な話』『経験の絶滅』『キュレーション主義』『楽園の子どもたち』『インテンションズ』『別冊GUNZOU 2026年10月号』『あたまに キノコが はえちゃった!』『Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2026年10月号』 〈再入荷〉『一年前の猫』『「待つ」ということ 文庫』『バラバラな世界で共に生きる』『日々のぽかん体操』『隙間 1巻〜4巻』『〈家庭の天使〉を殺す時間』『星のせいにして』『無国家解決』『アナキズムQ&A』『しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー!』『世界はうるさいままだけど』『職場で傷つく』『水中の哲学者たち』『それがやさしさじゃ困る』『植物園の歩き方』『パンク・ガーデニング宣言』『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』『自分ごとの政治学』『プシコ ナウティカ』『20 years of memories』『図解 はじめて学ぶ みんなの政治』『ぼくのすみっこ』
- 2026年9月10日
本日の入荷と思い出した本本日も無事オープン本日も無事オープンしております。これは偶然なのですが、「少し長めの一瞬」と「休息パラドックス」は呼応しているような気がします。そしてここ最近のおすすめもドーンと再入荷。なお、アクロイドがプラハの墓地に埋葬されている可能性も浮上してきました。殺したのはエーコですか!?ええ子なのに!? 〈このところのイチオシ〉『ただし、うつ病ではある。』 https://books-lighthouse.stores.jp/items/6a7b15501f0e7e2e79ab16a4 〈新入荷〉『プラハの墓地 文庫』『アクロイドを殺したのは誰か 文庫』『少し長めの一瞬』『休息パラドックス』『記憶/物語』『世界 2026年10月号』『地平 2026年10月号』 〈再入荷〉『死ぬまでに行きたい海 文庫』『魔女になりたい』『シモーヌ・ヴェイユ思想入門』『尾守つみきと奇日常。 2巻』『プリンセスメゾン 1巻』『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい 1巻 2巻』『違国日記 4巻」『「恥」に操られる私たち』『世界は分解でできている』『実践 日々のアナキズム』『アイヌ民族と博覧会』
- 2026年9月9日The Unwritten BookSamantha Hunt買った調子に乗ったサマンサ・ハント『ダーク・ダーク』(白水社)を仕入れていて、ふと作者について調べてみたら最近気になっているテーマどんぴしゃの本が見つかり、すごいテンションが上がってしまい、気がついたら注文していた。『タイピー』もまだ10%くらいしか読めていないというのに。高い山は希望。邦訳が出る前に読みきってやる......。
- 2026年9月9日
ビリー・バッドメルヴィル,坂下昇読み終わった荒れ狂う荒天の海、その様子を見にくる者などおらず、あるいはいてはならず、つまり今日も灯台にはほとんど人が寄りつかず、各種の作業を黙々粛々と進め、ビリー・バッドの最期までをもその眼にうつし、ここに本書を閉じるのであった。昇天。(訳:天気が悪くてお客さんは来ない、おかげで仕事は捗り、本も読み終えた)。 - 2026年9月8日
音楽はどこに根づくのか?ジェイス・クレイトン,imdkm読み終わった公と私の境界線を超えるもの、それが音そのものだ。音は壁越しに広がって、みんなの内的な空間を少しだけ公に開く。聴くことは、アパートメントにひとり暮らす女性と、その外側の社会をつなぐ。もしなにか聞こえるなら、なにかが起こっているということだ。あなたが行動を起こせるくらい、空間的にも時間的にも近くで。音は共同体をつくりだす。そんなものいらないと思っているときにさえ、というか、おそらくはまさにそういうときにこそ。これが〈ビハインド・ザ・ウォール〉の伝える偉大な教えだ。聴くことには、責任が伴う。(p.283) 音は本に、聴くは読むや書くに置き換えることができるだろう。とてもよい本だった。やりたいことがたくさん出てきた。音楽シーンに詳しくなくても楽しめる。 - 2026年9月8日
ビリー・バッドメルヴィル,坂下昇読み始めた「在庫を減らせ!」@ ときわ書房志津ステーションビル店昨夜の勤務で新たに購入、妖怪在庫減らしのお眼鏡にかなった本はメルヴィルだった。これから大船はポルベニールブックストアへと出向き、こちらでも妖怪在庫減らしとなる(返品不可の本たちを本屋として仕入れる)ため、薄くて軽い本が必要だったという点も運命か。『音楽はどこに根づくのか?』は残り1章だが、重いのでお留守番。 - 2026年9月7日
左利きの歴史ピエール=ミシェル・ベルトラン,久保田剛史別の本を読んでいて思い出した『音楽はどこに根づくのか?』のジミヘンのエピソードを読んでいたら思い出した。「ジミ・ヘンドリックスの父親は、左利きのフォームでギターを演奏するのは悪魔のしるしだと考えていた。だから彼は息子に右利きのフォームでギターを演奏するように強いた」(p.176) - 2026年9月6日
音楽はどこに根づくのか?ジェイス・クレイトン,imdkm読んでる書類がない移民や、そうでなくとも境界線上の生活にはつきものの困難な状況に直面している移民にとって、見えてしまうことは罠にもなりうる。クンビア・ソニデラは、書類のない(アンドキュメンテッド)移民たちを記録(ドキュメント)する――彼ら自身のやり方で。彼らは敵対的な法制度によって疎外された個人でもなく、匿名で交換可能な労働者でもなく、歌を通じて形成される布のなかに織り込まれた糸となる。ソニデロがしゃべっている間、音楽は絶対に止まらない。(p.172) - 2026年9月6日
音楽はどこに根づくのか?ジェイス・クレイトン,imdkm読み始めたドイツのフラウンホーファー研究所に勤務しMP3のアルゴリズムを開発した科学者たちは、知覚の符号化を活用した。彼らのソフトウェアは音のあらゆる側面を「重要」(忠実性に最大限配慮して圧縮すべし)から「無意味」(容赦なく圧縮すべし。誰も気づかないでしょ?)までランク付けした。聴覚心理学の曖昧な科学が、自動化された価値判断と結びつく。ようこそ未来へ。人間が機械を教育し、芸術から不要な情報を自動で取り去る時代が来たのだ。(p.63) 生成AIを使うことに慣れた人類もまた、ある種の自動化された価値判断を内面化していくのだろうか。「容赦なく圧縮すべし。誰も気づかないでしょ?」と判断し、削っていくなにか。削られたものがなにかはわからないまま、削られていく。 - 2026年9月6日
編むことは力ロレッタ・ナポリオーニ,佐久間裕美子本日の入荷と思い出した本本日も無事オープン本日も無事オープンしておりますが、雨です。雨だと行動も気持ちも内向きになって元気が出なくなる……けどひとりでやることでも元気になれたり世界と繋がれたりすることはあるよね、本を読むとか、あみものするとか。 〈本日の思い出し本〉『編むことは力』 https://books-lighthouse.stores.jp/items/675a86ed845a6300c6f7b8f0 〈新入荷〉『My Little New York Times いまアメリカで移民として生きるということ』『きもちのかたまり』 〈再入荷〉『もっと怒ってもいいのに』『35歳の沖縄修学旅行』
- 2026年9月5日
カラー版 名画を見る眼1高階秀爾読み終わった今日われわれは、当時の展覧会で好評であった彼の「完成作」よりも、水彩のスケッチや未発表の習作の方にいっそうの魅力を感じる。だが、もしそうなら、ターナー自身も同じことを感じたはずである。彼は、できるなら、自分にとって大切なそのようなスケッチや習作を公けに発表したかったに違いない。しかし、当時の基準ら言えば、それらはあくまでも「未完成」のスケッチや習作であって、そのまま展覧会に出品することはできない。少なくともロイヤル・アカデミーの展覧会場に陳列するためには、どこかでそれを「完成」させなければならない。つまり彼は、展覧会のために心ならずも作品を「完成」させたのであり、このためにできるだけその完成を先に延ばそうとしたのである。(p188) - 2026年9月4日
Remember 記憶の科学リサ・ジェノヴァ,小浜杳本日の入荷と思い出した本本日も無事オープン昨日の納品は結局今日やってきて、2日分の入荷でござい٩( ᐛ )و本日も無事オープン。 AIですぐに答えを見つけるよりも本を読んで「わからん」と言い、あるいは昔読んだはずなのに思い出せず「あれだよあれ」「それな!」とかやってるほうが楽しいと思うんですが、違うのかな……。いやはやしかし出版業界の「要」がこういう話に乗っかってしまうのは、なんだか10周くらいまわって笑えてきますね(有料記事で冒頭しか読めてませんが)。 アンソロピックのAI学習向け書籍販売、日販が契約 米出版取次は拒否 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00845/090300011/ 〈本日の思い出し本〉『記憶の科学 しっかり覚えて上手に忘れるための18章』 https://books-lighthouse.stores.jp/items/6573fe4f0c846b0001d503dd 〈新入荷〉『わからない世界と向き合うために』『戦争犯罪と闘う』『しろとくろの偏愛』『印象・スケッチ』『遠くまで旅するような顔だけをする』『ひとりでやらないもん!』『教養としての盆栽』『音楽でケアする』『伴侶種宣言』『ことばのヤングケアラー』『複合危機の時代に読む環境文学103選』『イングランド田園風景の文化史』『まいにちたのしい』『BRUTUS 2026年9月15日号』 〈再入荷〉『博士の愛した数式 文庫』『編めば編むほどわたしはわたしになっていった 文庫』『ババヤガの夜 文庫』『夫のちんぽが入らない 文庫』『コーヒーにミルクを入れるような愛』『ここはとても速い川 文庫』『苦海浄土 文庫』『灯台へ 文庫』『身体の美学入門』『尾守つみきと奇日常。 4巻』『進め!白鼻進』『違国日記 1巻』『セーファースペース』『湯気を食べる』『暮らしの信じ方』『積読の流儀』『はいつくばって』『存在のさみしさについて』『熊になったわたし』『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』『ひたすら、さらに、もっと』『読めない人が「読む」世界』『それがやさしさじゃ困る』『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』『音楽はどこに根づくのか?』『線場のひと 下巻』『自分ごとの政治学』『こどもせいきょういくはじめます』『ポケモン生態図鑑』『20 years of memories』
- 2026年9月2日
本日の入荷と思い出した本本日も無事オープン本日も無事オープンしております。強さとか健康とかを考えるときに、なぜ私たちは「身体的なこと」ばかり考えてしまうのか……とふと疑問に思いました。必要なのはひとつだけじゃないし、それぞれ連関もしているし、そもそも「強い」「健康」ってなんですか⁉︎というところから考えることも必要……。なお、私は昨日久しぶりにおじいちゃん草野球に参加したため、身体的なサムシングのゲージは赤色点滅状態です。 〈本日の思い出し本〉『(un)cured 創刊号 特集:Where is My "Healthy" ?』 https://books-lighthouse.stores.jp/items/69d5dd7e23b5d04c0bec8b97 〈新入荷〉『胡椒 暴虐の世界史』『もののはずみ』『常連のいない場所づくり』『ただし、うつ病ではある。』『虚弱と歩く』 〈再入荷〉『ジグざぐ 水俣』『ジグざぐ ハンセン病』『戦争と芸術の「境界」で語りをひらく』『灯台守の話』『私の女の実』
- 2026年8月31日
カラー版 名画を見る眼1高階秀爾読み始めた「在庫を減らせ!」@ ときわ書房志津ステーションビル店この「在庫を減らせ」シリーズのルールとして、読み終えたら買うを基本にすることにした。そのため序盤はとにかく数を重視する方針にして、岩波の新書や文庫から攻めていくことに。ポーラ美術館での高揚をいまだに感じているので、これが光って見えた。電車が遅れていて来ない。 - 2026年8月30日
都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読むP・D・スミス読んでる都市理論家で歴史学者のリチャード・セネットは、モダニズム信奉者は都市設計の技術の質を引き下げ、都市の複雑な社会構造を崩してしまったと述べた。彼がとくに強調したのは、都市の高層化によって街頭の賑わいが消えてしまったことだ。(中略)。「ロンドンの街には、『都市らしさ』、つまりとりとめのなさがある。とりとめのないところがいいのだ」(p.71) 「密集性、多様性、無秩序をもたらすものが排除されている」(同上)のはよろしくない。えてしてユートピア思想は「整っている」ものを求めがちだが、その結果はだいたいディストピアをもたらしている。 - 2026年8月30日
人類と時間レベッカ・ストラザーズ本日も無事オープン本日も無事オープンに成功しておりますが、この1週間ずっと私は午前中のほとんどを睡眠に溶かしておりました。どうにも解決できそうにないので頭を捻ったところ、午前中という概念を変えてしまえばいいのではないか、という結論に。世界を変えてやる……。 〈本日の思い出し本〉『人類と時間 時計職人が綴る小さくも壮大な歴史』 - 2026年8月29日
都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読むP・D・スミス読んでる都市は、かつての住民たちがたどった人生の痕跡を抱えている。「あらゆる都市は過去を封じこめた地層と同じで、三歩も歩けば過去の亡霊に出くわす」初期のシチュアシオニストであるイワン・シチェグロフのことことばは、まさに的を射ている。(p.11) ここのところ亡霊/幽霊についても考えているから、やはりぴったりの本だった。都市には幽霊がいる。都市が資本主義の象徴だとしても、幽霊の棲家でもあるということが抵抗のとっかかりとなるかもしれない。 - 2026年8月29日
都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読むP・D・スミス再読これから読む植民地主義と資本主義の手の取り合い、みたいなことを考えながら閉店後のお店を彷徨いていたら、実家から持ってきて放置していた本書と目が合う。植民地主義と資本主義と都市(化していくことへの欲望)はどこかでつながるはず。ということで10年以上の時を超えて再読へ。いま新刊流通してないんだよね。重版もしくは文庫化希望! - 2026年8月29日
ハイチ革命の世界史浜忠雄読み終わった宗主国フランスや革命後の「隣人」となるアメリカの酷さが延々と続いている。ハイチの貧困や「暴力性」などはどれも先進国/宗主国/啓蒙する側として振る舞ってきた人々の植民地支配、そしてそれを正当化する理由のひとつである資本主義の追求に端を発している。日本もその片棒を担いでいるし、アジア諸国に対しては主犯だ。あいつらは野蛮だ/危険だ、と言うその己こそがその根本原因であり続けていることを、蒙が啓かれているはずの人間が理解しないのはなぜなのか。
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