"I" 2026年5月11日

蒐
@shushu_ka
2026年5月11日
I
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道尾秀介
視点の異なる2章の物語からなる小説で、読む順番によって、多くの人が殺されるか、それとも救われるか、全く異なる結末になることが序盤で明示されている。 自分は幸い、救われるルートで読むことができたが、本当にこの構造はすごいと思う。 というか、構造を分かった上で違う順番で読み返してみても、本当に逆の結末になるのかどうか、分かるようで分からない。 自分の記憶を消して、逆の順番で読めたらなぁ…!(と言いつつも悲しい結末は嫌なんだけど…) 物語自体は、過去に家族を失い、悲しみと抱えながら危ういバランスで生きている登場人物が多く、道尾さんの描く、この仄暗い雰囲気の世界観が好きだなぁと改めて感じた。
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