りんどう
@rindo-034
2026年5月12日
鹿の王 3
上橋菜穂子
読み終わった
かつて読んだ
読了。
様々な勢力の陰謀が渦巻く三巻。多分、四巻も一気読みする。そんな予感を抱かせる巻でした。
岩塩鉱、御前狩りでの悲劇を引き起こしたのは一体誰なのか。なぜそのような行動に出たのか。
黒狼熱をもたらす黒い犬の正体は何なのか。
黒狼熱に罹ってもなお生き延びたヴァンを、いくつもの勢力が探し求める。彼ら彼女らの狙いは?
複雑に絡み合う陰謀の中で翻弄されるヴァンとホッサルが、少しずつ情報を集め、思考し、事態の真相に迫っていく。
先の読めない展開にページを捲る手が止まらず、一気読みしてしまいました。前巻と比較して視点の切り替わりが激しく、多方面からどんどん明かされていく真実に、目が離せなかったです。
お気に入りポイント
・ヴァン、マコウカン以外の人の視点が入り乱れたこと。ホッサルやミラル、サエなどが何を思っているのかを直に知ることができ、全員に親しみを感じた。
・完全なる勧善懲悪の展開ではないこと。真実はもっと複雑で、思考が止まらなくなる。
・国や氏族の関係性がみっちり詰まっていたこと。上橋さんの世界観にどっぷり浸れた。