舳野 "真夜中の王 (ハーパーBOO..." 2026年5月7日

舳野
@henomohe
2026年5月7日
真夜中の王 (ハーパーBOOKS)
真夜中の王 (ハーパーBOOKS)
タリク・アシュカナーニ
思いやりのある両親に恵まれたアイザック、シリアルキラーの父親を捨てながら支配されているネイサン、理想の子供を救いたい支配したいルーカス。この三人の視点にとにかく吐きそう。 弟を逃がし再び父親に捕まったケイトが哀れだがそれ以上の化け物になってしまって、さらに化け物と一緒になるわ、ネイサンが救った子供は冤罪をつくり、自分と同じ子どもを作りたくなくてルーカスを殺したためにシャーロッテの行方がわからなくなってしまい、自殺をはかる。ルーカスが化け物にしてしまった子供たち、さらにある意味文章の力でアイザックもそうしてしまいそうになるが、彼を押しとどめたのは両親を思う気持ちだったような気がする。アイザックの怒りは幼児虐待者や両親を人質にとった人間に向けられていたし。あのウイルスの培養器である小説も焼き捨てる勇気を持てるのもアイザックの周りに彼を守る人たちがいたからなんだろう。
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