
彼らは読みつづけた
@findareading
2026年5月13日

サンクトペテルブルクの鍋
坂崎かおる
読み終わった
電子書籍
*本の中の読書*
《というかあなたは働いているのか。こんな駄文を読みにやってくる暇な輩はきっと無職の高等遊民に違いないと決めつけたくなるが、先入観はよくない。あなたはもしかすると残業続きの終電の車内で、横柄な取引先と無能な後輩に挟まれながらひと仕事終えたところで、ほんの息抜きにとこの小説なのかエッセイなのか歴史トリビアなのかよくわからない文章をなぜか読み始めたのかもしれない。でもまあ、ホントは親の遺産で暮らす優雅な子供部屋おじさんである可能性も否定できない。可能性は広がっている。あなたにも、私にも。》
— 坂崎かおる著『サンクトペテルブルクの鍋』(2025年12月Kindle版、小学館eBooks)





