
ぽかり
@popopocari
2026年5月15日

恋愛の国のアリス
嶽本野ばら
読み終わった
恋している人間の解像度があまりにも高すぎる、ある種の「哲学書」のような一冊。
「頭で分かっていても止められない」「さっき言ったことと真逆のことを言ってしまう」恋愛中心ゆえに生じる矛盾は、誰にでも起こりうるもの。
読んでいると、その矛盾すら「それでいいし、むしろ恋愛とはそういうものだ」と全肯定されているような心地よさがあります。
他人事ながら、その滑稽さと愛おしさを抱きました。
普段、フィクションの物語として読む恋バナはどこか退屈で物足りなく感じてしまうのに、エッセイとして差し出されると、どうしてここまで贅沢で面白いコンテンツになるのだろう。
