
とめ
@m_ake
2026年5月18日
ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件
中村一成
読み終わった
ウトロの本を書かれた中村一成さんの著作。
読むことでヘイトクライムを追体験するようで(いやしかし、実際には私が感じていることなんか比較にならないような惨い事件なのだけど)つらい。ヘイトクライムが、そしてその犯罪を容認する警察、そして社会が、日本に暮らす在日の人々や、その子どもたちをどれだけ傷つけているのか…。申し訳なくてつらい。
裁判の過程を丁寧に描かれる。ひととひとだから、自らのやったことを悔いてくれたらいい、そんな思いもある中で、決して「ひと」として交わらない、平行線の絶望。本当になんでなの…なにがそこまで憎しみを感じるの、あなたにそう思わせるものなんなの…と辛くなる。
アボジやオモニが、それでも、自分はそうなってはならない、と、あくまで言論と法で戦っていく。そうしてぼろぼろになっていく…
裁判の勝利は本当に良かったと思うけど、その背景までを見るとまだ快哉できるものでもない。
そして、この事件が2009年で…今なお改善できていないことがつらく、申し訳ない。

