
kasu.
@11uyksm
2026年5月18日
リセット
五十嵐貴久
読み終わった
借りてきた
文庫本
リカシリーズ7作目📚今作も過去編。
高校生時代のリカを描く。
リカとは別のところで胸糞展開あり。
見た目が美少女なので(?)ホラー感薄めかと思いきや、どんどんと犠牲者を出していく。
気持ちがいいくらいに自分にとって都合の悪い人間は性別・大人子供も構わず始末していく。それも時には自然に、時には残酷に。
ここまでくると、もはや殺し屋。
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母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。
結花の父親は交通事故で死に、その後、母親が新興宗教にはまって出家したらしい。
そんな訳ありの美少女に、高校一年の次男・晃は一目で恋に落ちてしまう。
淡い恋心をも嘲笑う、恐怖シリーズ第7弾。
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🙌まさかまさかの「ダサイタマ」登場。(P.65)
確かに浦和は割と栄えてる方だよね〜と地元ネタに共感。
💃不思議なのは男性たちの注目の的になるくらいの美女だということ。
1作目の「リカ」はどう考えても妖怪で、見る人全てを恐怖にさせる存在なのに「リターン」「リフレイン」「リセット」では誰もが羨み、妬むほどの美女設定。
「リバース」での出来事があったから見た目はアレなのかな…。
でも「リフレイン」でのリカの安否ははっきりと分かっていないので、それ以降のリカが本人なのか、またはそれ以外の人なのか、謎なところ。
👃新たな犠牲者。敵意を帯びた臭気。(P.112)
これはリカシリーズで、ちょいちょい出てくる表現。
高校生だから、教室内で臭いがすれば敏感に反応しそうだけど、それもリカの美貌に紛れてしまうのか…
🗣️犠牲者が出た後の噂話。「◯◯が△△を殺して、体をバラバラにする様子を撮影したビデオが見つかったとか、噂はどこまでもエスカレートしていく一方だった。」(P.121)
少し前から思っていたけど、すすきのの殺人事件と似てる箇所がありすぎて、犯人はもしかして「リカ」を読んでいたんじゃ…?と思ってしまう。
五十嵐先生も「私は怯えています。(省略)私は自分が書いた小説のために、何かが起きてしまうことを恐れているのです。」と、あとがきにて仰っていたのが印象的で、現にリカに共感を示す人がいることから、『そんな人が現れてもおかしくないのかもな』と、リアルの事件と比べながら考えさせられた。
🔚⚠️ネタバレあり⚠️
今回で気付いたのは、結花は梨花と母親の意思を継いだ化け物「リカ」になってしまったってこと。
育った環境の悪さが、この物語の原点としか言いようがない。いわゆる“毒親”のせいで歪んでしまった雨宮姉妹。そう思うと少し気の毒になってしまう。けど、そんなことも忘れてしまうくらい、とんでもないことしでかしまくりなので、同情もどこかへ忘れてしまう。

