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kasu.
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@11uyksm
読了本の記録...✍️
  • 2025年7月12日
    ネメシスの使者
    死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が殺される事件が起きた――。 殺害現場に残された“ネメシス”のメッセージの謎。 ネメシスとはギリシャ神話に登場する「義憤」の女神。 事件は遺族による加害者への復讐か、はたまた司法制度へのテロか?ネメシスの真の狙いとはいったい……? 前回読んだ「テミスの剣」がおもしろかったので、主人公が同じの今作も読んでみた。 今作は色々な人の視点から語られる物語もあって、怪しい人が沢山出てくるから本当に誰が犯人なのか検討がつかない。 終盤、3連続くらいでびっくり展開があって仕掛けがすごい… 検察と裁判官の会話は難しかったけど、諦めずに読んでよかったと思えるくらい面白い話でした。 この作者さんの書くお話、面白いなぁと他の作品もチェックしたくなった。
  • 2025年6月29日
    テミスの剣
    テミスの剣
    一件の強盗殺人から始まる負の連鎖… 新米刑事の渡瀬と教育係兼パートナーの鳴海、二人で犯人逮捕の為に奮闘するも死刑判決を下された犯人は獄中で自死。そして後に浮上する冤罪疑惑。それに気付いて真実を求めようとする渡瀬に対して、隠蔽しようとする警察組織。 きっと暴力的な話が苦手な方は序盤で心折れてしまうんではないかってくらい鳴海のやり方が卑劣。 この男に対しては最初から最後まで好きになれず。でもこれがまたストーリーとしてはいいスパイス。 鳴海あって渡瀬あり。刑事として有能すぎるよ… そして隠蔽体質な警察組織。現実の世界でもこんな事が本当にあるんじゃないかと思ってしまう。 タイトルの「テミスの剣」はギリシャ神話に出てくる女神テミスから取られ、右手に力を表す剣、左手には平等を意味する秤を持ち、正義を司る。 『力』『平等』『正義』この3つの言葉が凄く重くのしかかる作品だった。 黒幕、分かっては居たけれどそう繋がってくるとは…としてやられた。結果、どんでん返しでした。 作品の締めくくりも綺麗で読了後にはため息が出るほど。とても楽しめた1冊でした。
  • 2025年6月17日
    いけない
    いけない
    久々の読了。 こちらの作品、本当に凄すぎる。 体験型ミステリー小説。 新しい読書体験をありがとう。 第1章 弓投げの崖を見てはいけない 〜自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く〜 悲しくもあり、虚しくもあり、複雑。 ラストの写真を見た時、全然意味がわからず⋯ 難しすぎたので解説を調べて、納得。 こういう事だったのね⋯と驚愕。 第2章 その話を聞かせてはいけない 〜友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か?偽物か?〜 前章との繋がりもみせつつ、心苦しいお話でもあった。 山内、ホントに実在してる友達?と疑いたくなるけど、4章でも出てくるからきっと実在してるよね⋯? ラストの写真を見た時はクスリと笑えてしまった。 第3章 絵の謎に気づいてはいけない 〜宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが〜 自殺?他殺?分からないまま話が進んで、怪しい人がずっと出てくる。それなのに核心が分からない。 終盤、怒涛ラッシュの様に気付くこともあるけどイマイチ腑に落ちない。⋯と思ったらラストの写真。 「おいー!」と声を上げたくなるくらいの驚きが用意されてた。 終章 街の平和を信じてはいけない 〜これまでの物語全てが絡み合い、更なる“真実”に辿り着く〜 全ての章の答え合わせのような終章。読み終えた時にこの章のタイトルの意味が重くのしかかる。
  • 2025年6月5日
    チュートリアル
    ⋯ー地面から数十センチのところに浮かぶ、透き通った青い結晶ー⋯ RPGに出てくる「セーブポイント」 街中に急に現れて、人々は不意に手を添えて「セーブ」をする。 そして「ロード」して自由な自分をいくつも持っている。 本当に街にセーブポイントがあったら…? 今の自分の人生だけを生きるのか、それともいくつもデータを作って色んな人生を生きるのか… 出会う人も自分の性別や見た目すらもそれぞれのデータでバラバラ。 ちょっと楽しいのかもしれないなと私は思った。 この作品を読んでいてセーブポイントを表す表現にとにかく心躍る。FF7好きなのでつい『私も触りたい!』と思ってしまう。
  • 2025年6月1日
    穢れた聖地巡礼について(1)
    心霊スポット突撃系YouTuberの池田とフリー編集者の小林と宝条で書籍化企画を通すために、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく。 過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行っていくと見えてくる真実とそれぞれの過去や現状。 “これは俺が出会った、くだらない幽霊の話 これは僕が出会った、恐ろしい幽霊の話 これは私が出会った、ただの幽霊の話〟 幽霊を信じている人もいない人もどうでもいい人も、何かのきっかけで何を信じて信じないのか、凄く不安定なお話でハラハラした。 池田は終始いけ好かない男で、読了後は『呪われてしまえ』とまで思った。付箋貼ったところを見返すとほとんどが池田の気に入らない言動だった…(P.34 P.39 P.58 P92) 「空っぽだから」この一言がストンと腑に落ちた場面。何故かこの一言を見た瞬間、スカッとした。よく言ってくれたよ…優子ちゃん👏(P.159)
  • 2025年5月31日
    月とコーヒー
    月とコーヒー
    prime readingを初利用。電子書籍デビュー📱 寝る前のひと時のための短編集。全24話。 掴みどころがないようなお話ばかりで難しく考えずにサラッと読める。でも、話によっては読んだ後に深く考えたりして楽しい1冊。 私の一番のお気に入りは「三人の年老いた泥棒」 世間に顔を見せてはならない泥棒を長年やってきたせいで個性を無くし、影だけになった老人泥棒3人組。今夜も何を盗むのか。話し合って決めたのは、ある特定のものだけを盗む作戦。これがとても綺麗なお話しで一番印象に残った。 〜他のお気に入り作品〜 「白い星と眠る人の彫刻」 SFチックなお話。空に浮かんだ途方もなく大きな白い星“サイロン”。この星が近付いてくることで起こる地上の乱れと変化。少し悲しいお話でもあるけれど、その後の展開で新たな視点が加わった時に感動やら虚しさやら『アルマゲドン』を観たあとの感情に少し似ていた。 「つづきはまた明日」 姉が弟のために内緒で「映画鑑賞旅行」のチケットを手に入れた。自由な旅をしつつ、1本の映画を夜の1時間だけ3つの街で連続ドラマのように鑑賞する三泊四日のツアー。そこで出会った“先客”に既視感を覚え、ある質問をすると…。『え、どういうこと?』が素直な感想だったけど、その不思議さがまたなんとも魅力的なお話だった。 「ジョーカーのサンドイッチ」 トランプのカードから抜け出したジョーカー。サンドイッチが食べたくて仕方がないと思っていたから神様がチャンスを与えてくださったと、食べ残しのサンドイッチを頬張るとある記憶を思い出す。 不思議なお話。そしてほっこり。実際にジョーカーの身なりをした人が居たらちょっと不気味だろうなぁと思いながら読み進めた。
  • 2025年5月19日
    タスキメシ 五輪
    タスキメシシリーズ、3作目-五輪- 「裏切られた後の景色も、そんなに、悪くないです。 裏切られた俺、結構、頑張ってます」 過去作の登場人物たちがぎゅぎゅっと出てきて、タスキメシシリーズを読んできた人なら所々で「あぁ🥲」となる今作。 千早と早馬や眞家兄弟の関係性も前作よりもずっと微笑ましいものになっていて、各々の成長を感じられた。 一、祈る者 選手村の食堂で焼き餃子が大人気。(P.100) 実際にそんな報道あったよなぁと思い出した。つい最近の出来事の様に思えるコロナ禍での東京オリンピック。こんな風に沢山の賛否と苦難と努力があって行われたのかと思うと今更感動。 努力は人を裏切るよ。ここぞというときに、裏切るよ。この男は、これから箱根駅伝の十区を走る千早に、そんな残酷な話をした。(P.148) 前作を思い出して涙。 「カッコいい社会人になったな、千早」(P.150) 前作を思うと良くここまでの関係性になれたなぁと涙。千早…大人になったね…。泣 ただヒントはあるんだ。彼はアスリートだ。〜…“HAKONE RUNNER”と言ってたんだ。(P.152) ちょっとした伏線回収? これも本当に素敵な縁だった。 二、選ぶ者 陸上の世界から一歩外に出れば、「優勝できないチーム〜…」(P.185) 同じ世界にいる人なら凄さが分かっても、関係ない人達からしたら実業団なんてただの部活で、優勝以外の結果は認めて貰えない。よく知りもしないで、なんの結果も出していないと決めつけられてしまう虚しさ。 似たような事を言われた事があったので、私まで悔しくなった場面。 「左ハムが〜…」(P.198) 腿裏のことを「ハム」と呼ぶ懐かしさ。この一言でエモさが爆発。スポーツやってる人の中でも陸上の人は特にこの言葉を使う印象。肉離れを「肉った」と言っていたのは私の母校だけかな。笑
  • 2025年5月17日
    口に関するアンケート
    紙で持っているけどオーディブルで聴くとまた違った面白さと見たので、オーディブルで。 しっかり怖い。本で読んでも仕掛けにゾクッとしたけれど、耳で聴くと紙では分からない音まで分かって臨場感が凄い。 特に○の声が大きくなる所が怖かった…
  • 2025年5月17日
    本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む
    オーディブルで。 「かまどみくのしん」って方なんだと思ってたらまさかの「かまどさん」と「みくのしんさん」で、別々の方だったのがまず衝撃。 1行ずつ感想を言っちゃうみくのしんさんと、ツッコミつつそれを見守るかまどさん。 走れメロス、一房の葡萄、杜子春、本棚 どれも新しい視点をみくのしんさんから教えて貰えた。 ただ読むだけでなく、全身で物語を感じ取っているかのような読み方にこちらも衝撃を受けた。 特に杜子春では『映画でも見てる?むしろその場に居る?まさか主人公?』と思うくらいの入り込み方で面白かった。 ラストの本棚では、雨穴さん登場で大歓喜。 オーディブル版では声がちゃんと雨穴さん✨️ そうであって欲しいと思っていたので本当に嬉しかった。 そして本棚のお話も短編ながらしっかりと構成が練られていて流石。読者の読了後まで考えて作っているなんて…ますます雨穴ファンになりました。 全話通して本当に本当に面白い1冊でした。
  • 2025年5月13日
    私はチクワに殺されます
    オーディブルで。 竹輪の穴から人を覗き見ることでその人の死に様が見える。そして呪われる。 終始、『なぜ竹輪???』が常に付き纏う。 「ち!く!わー!」をオーディブルで聞いた時には思わず笑ってしまった…。 読み進めていくと少しの違和感。そして衝撃のラスト。これは正しく、竹輪サスペンス。 竹輪の穴は人に向けて覗いてはいけません。 ユーモア溢れるサスペンスミステリーで面白いお話でした。
  • 2025年5月11日
    死んだ山田と教室
    本屋大賞ノミネート作品。こちらもオーディブルで。 死んだはずの山田の声が教室のスピーカーから聞こえてくるお話。 合言葉のセンス、普通に会話してるクラスのみんな、男子校のノリ、下ネタにクスリ。 山田の誕生日を祝うお話では、オーディブルで聞くとかなりインパクトのあるシーンになってしまうけど、山田の立場を一番味わえるシーンでもあった😂 クラスの仲の良さにほっこりするけれど、段々と切なくなってくるのもこちらの作品の良さ。 ラスト、物足りなさを感じたけど“物足りない余韻”がまた絶妙。
  • 2025年5月9日
    タスキメシ 箱根
    タスキメシの続編〜箱根編。 前作同様、早馬目線でのお話や新しく早馬と関わる大学生達のスポーツ小説🎽🏃‍♂️ 『努力は、裏切る。ここぞってところで裏切る。 裏切られたお前は、ここからどうする。 裏切られた自分を、お前は愛せるか。 』 一、願う者 「わかるのに、理解できるのに、でも心がぴしゃりとシャッターを下ろしてしまうのは、やはりこの人が嫌いだからだろうか」 いくら正しいことを言われたとしても、相手次第ではこっちの受け取り方も変わってくるよねと共感。(P.62) 「競技の世界じゃろくに活躍できなかった」 早馬の言葉に自分を重ねてしまって心苦しくなった。(P.100) 二、挑む者 「みんなで箱根に行くぞ!箱根だよ!箱根!みんなで行こう!」 予選会での監督の激励。からのその後の展開に涙。(P.170) 「努力が報われる奴はただ運がよかっただけなんだって気づいた。努力は大体、報われないんだ」 努力すれば全て報われるわけじゃないよなぁ。むしろ悪い結果へ行くこともあるから本当にその時の運次第なんだろうなと思った。(P.209) 怒涛の涙腺崩壊(P.237、P.267、P.285、P.287) 今まで興味のなかった箱根駅伝も、来年はしっかり見届けようと思える作品でした。
  • 2025年5月7日
    人魚が逃げた
    人魚が逃げた
    こちらもオーディブルで。 1話1話全部に温かみとほんの少しの繋がりにほっこり。 2章 街は豊か では親子関係に最後少し涙。 3章 嘘は遥か ではミニチュアアートの田中さんが出てきて嬉しくなった。絵画のお話が出てくると青山さんの過去作、エスキースが思い浮かんで『まさか繋がってたりしないよね…』とか思ってみたり。 エピローグ で1番驚かされた。気持ちいいほど一気に伏線回収されて感動した。これは紙でも読みたい。
  • 2025年5月3日
    入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください
    ずっと気になっていたタイトルをオーディブルで。 不気味な表紙に対して内容はそこまでホラーを感じさせない、むしろ微笑ましい奇怪な日常。 毎日、友人から聞いた(自称)怖い話を語る隣人が可愛いなと思えてくるし、主人公の人の良さも伝わってくる。 もうずっとこのマンションに住んでて欲しいけど、大丈夫なのか…そこだけが分からないまま終わってしまってやや消化不良。だけど何故か心はほっこり。
  • 2025年5月1日
    死写会
    死写会
    見ても、聞いても、知っても死ぬ映画 凄まじいスピードで死人が出る小説。 グロテスクな描写もあって、ホラー感も含めて好みだった。 𝐅𝐢𝐥𝐦0タイトルロール〜𝐅𝐢𝐥𝐦7エンドロールまでずっと不穏。 受話器越しに聞こえる相手の声とか壊れた様に同じところを繰り返し流れる音源など、オーディブルで声優さん達によってリアルに再現されていて恐怖感は増し増し。 本当にホラー映画を見ているかのような感覚を味わえた。
  • 2025年4月28日
    成瀬は信じた道をいく
    成瀬シリーズの続編 こちらもオーディブルで。 明らかに前作よりも地元民から愛され人気者になっている成瀬。 今作も笑いどころ満載で面白かった。 1番好きなお話は「やめたいクレーマー」 くれま氏の「ユニクロかよ」のツッコミに思わず吹き出す。 成瀬パパは愛に溢れた優しき理解者。 この人あって成瀬あり。納得。 成瀬が終わってしまってやや成瀬ロス…
  • 2025年4月25日
    成瀬は天下を取りにいく
    こちらの作品は今までずっと野球部のマネージャーのお話だと表紙から勝手に思ってたから、内容を聞いてみて驚き。 なにより成瀬が凄い!とにかく凄い!! 変だと思っていたRPGの主人公のような話し方にどんどんハマってくるし、高校生になった成瀬の行動には思わず「え?」と声が出るくらい驚かされた。 併読してても感想が引きずられちゃうくらい成瀬のインパクトがデカい。 話自体も短めなので、あっという間に聞き終わったけど続きがどうしても気になって、続編もオーディブルで聞いている。(語尾が成瀬風になってしまった…)
  • 2025年4月24日
    まれびとパレード
    Xにてフォロワーさんから紹介頂いた1冊📕 “稀人”のお話全4話📖 【Surfin' Of The Dead(邦題:サーフィン・ゾンビ)】 「はなたれ八郎」と言う海に消えた人がある日ひょっこりゾンビになって帰ってくるという都市伝説の様な噂がある港町。主人公ミナミの先輩、コータが海で行方不明になって1年。ミナミが浜で休憩してるとサーファーが海上から「おーい」と声をかけてきて… ツッコミどころは多いものの感動するお話。 トビの襲撃シーンはひぇぇとなった🥶 【弟のデート】 仮住まいの家で引きこもりの弟と仲良くしていたのは… 家の中から家族以外の足音が聞こえたら確かに薄気味悪いし、仮住まいという状況がまた不気味さを増し増しにしてるけど、後半の展開にほっこり。 【泥侍】☆オススメ 市役所勤めの青空(ふぁいん)が、倉庫跡から気味の悪い男の声が聞こえる。という市民からの相談対応で県有地に向かい調査してみると… ダントツで1番好きなお話。 超キラキラネームな主人公と泥侍の組み合わせが面白い。 他のタイトルもそうだけど、妖怪達に対してこんなに冷静に関わり会えるのか?と疑問になるくらい普通に接してて関係性がまた良かった。 【ジャッキーズの夜ふかし】 ある夜、“邪(よこしま)な鬼”たちは1回リセットがしたい、外の空気を吸ってきたいと多聞天様にお願いをして… ジャッキーズがめちゃくちゃ可愛い。とにかく可愛い。 このお話を読むと仏像達の見方がまた変わる。本当にこうだったら…と思うと絶対に遭遇はしたくない😂
  • 2025年4月22日
    フェイクドキュメンタリーQ
    フェイクドキュメンタリーQ
    こちらもオーディブルで🎧 ホラー×オーディブルは最強の組み合わせでした… 「見たら死ぬ呪いのビデオ」「エレベーターに映る女性〜…」 これはありきたりだけど、どうしてかこの手の話には耳を片付けてしまう。怖さ抜群。 「ある少年の自由研究」 序盤のビデオカメラが残した映像を文字ではなく、耳で聞くと臨場感がすごい。声優さんがいい仕事をしてくれていて怖さ倍増。 ホラーを聞くと、どうしても背後が気になってしまって何回も振り返っちゃう… YouTube動画も見ると尚良しと噂なので時間がある時にまた見てみる。
  • 2025年4月21日
    アルプス席の母
    本屋大賞2位のこちらを初オーディブルで挑戦🎧 高校球児とそれを支える母の物語。 序盤からうるっと来るシーンや、母親達の理不尽な文句やルール、慣れない土地で子供のために必死に頑張る母、母子家庭だからこその親子関係や問題… 何が良かったって、高校球児ではなくその母親に焦点を当てているところが1番良かった。 全部が凄くリアルで、心苦しい場面もたくさんあったけど優しい、温かい気持ちにもなれる作品だった。
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