
itshin
@it_shine
2026年5月19日
ドーン
平野啓一郎
読み終わった
アメリカ大統領選挙についての本でもあるので、その詳細がわからなかった。というか、情報戦としての面白さを感じることができなかったような気がする。というか、そういうことも抜きにして、流れに任せて起きることを受け止め続けて、小説は辿り着くところに辿り着き、それはとてもいいものだった。と思う。火星とか、選挙とか、戦争とか、地震とか、いろんな要素が入り込んでいるけれど、これを2009年に書いてたんだー、ということに驚く。夫婦の絆、というものを、僕は実地としてはわからないし、想像するしかないわけだけど、その素晴らしさを描いていると思う。あとは、分人主義。講談社新書は読んでいない。ちょっと興味を持ったかな。それから、排外主義にも、愛国心とか、移民とか、そういうことにもちょっと触れている。2009年がどうだったか、もうほとんど記憶の彼方だけれど、そういうことの萌芽は当時からあったのかもしれない。
小説として良かった。小説とは、こういう感情を連れてきてくれるものだ。小説はいいものだ。とても。






