ゆ。 "ははのれんあい (角川文庫)" 2026年5月20日

ゆ。
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@XtVq4
2026年5月20日
ははのれんあい (角川文庫)
窪美澄の本は、読むと自分の心のよくわからないところを触られているような気がして好きだ。そしてこの本もその一つになった。 由紀子がずっと主人公として物語が進むのだろうと思っていたが、それは第一章だけで、第二章からは由紀子の息子である智晴に変わった。最初は、通しで由紀子視点で読みたいなと思っていたが、解説(小説の効用)を読み、気持ちが変わった。この本は、私が実際に母になった後にこそ生きてくるものなんだって。シリラットの「取ったんじゃない。好きになった。智晴君のお父さんと私のお母さんが、お互いを好きになった」という返しが印象深い。 由紀子は母親でもあり女であり一人の個人で、人が人を好きになることにそれ以上もそれ以下もない。この事は、私がこれからも生きていく上で、大切な視点になるんじゃないかと思う。
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