
浅田瑠衣
@ruiasada
2026年5月19日

ふつうの未来
越智友亮
読み終わった
計算されたさりげなさが心地よかった。Amazonで星1をつけられているのを見て、若くして注目された人はこうやってひがまれちゃうのかな、大変だな、などと勝手に想像した。
数学をやめ台風を待っている
という、自分!目の前!今!みたいな句はうんうんわかるわかると頷けるし、
琥珀に虫地球に人がいて三月
という、神視点!スケールでか!なんで三月?みたいな句もそれはそれで不思議を楽しみながら読めた。
むしろどっちかだけだと私は飽きちゃうかもしれない…そのバランスがいいのかな。
18歳の頃に作った連作も31歳の頃に作った連作も、それぞれの味わいがある。句に出てくるアイテムも違うし、そのアイテムとの心理的な距離感も違う気がする。18歳のほうはアイテムが他者っぽくて、他者と出会う驚きみたいなものが強く出ているけど、31歳のほうはアイテムに共感しているシーンが多かった。でもなぜかどちらも同じ人が作ったことに納得感がある。それが不思議。

