見知らぬ読者 "ユートピア的身体/ヘテロトピ..." 2026年5月21日

ユートピア的身体/ヘテロトピア (叢書言語の政治 20)
「一般にヘテロトピアは、ふつうは相容れず、相容れるはずもないような複数の空間を一つの場所に並置するという規則を持つ。一つのヘテロトピアである演劇は、舞台の長方形の上に、異質の一連の場所をそっくり継起させる。映画とは大きな長方形の舞台であって、その背景に、二次元の空間の上に、人は新たに三次元の空間を投影する。しかし恐らく、ヘテロトピアの最も古い例とは庭園であろうしそれは、東洋では確かに不思議な意味を持ってきた、非常に古い創造物である。伝統的なペルシャ式庭園は、四つの部分に分割され、世界を構成する四つの要素を代理表象する長方形であって、その中央、それら四つの長方形の結合点には、聖なる空間が存在した。つまり、泉、寺院である。そしてその中心の周囲には、世界の全植物が、世界の模範的で完璧な全植物が集められねばならなかった。」(p.41-42) 「また、別のヘテロトピアは、祝祭にではなく、移行に、変容に、再生の辛苦に結びついている。それは、一九世紀における学校や兵舎であり、それらは子供を大人に、村人を市民に、世間知らずを利口者にするべきものであった。私たちの時代には、とりわけ監獄が存在する。」(p.45) ・映画批評に使えると思って読んだが、ヘテロトピアには色々な種類があることだけはなんとなく分かったが、その細かい内容があまり分からなかった。
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