あやさび "ギター日記" 2026年5月24日

あやさび
あやさび
@ayasabi
2026年5月24日
ギター日記
ギター日記
青木隼人
青木さんは音楽家で、絵も描くし、デザインもする、才能あふれる人です。 青木さんの音楽をはじめて聴いたのは、日田リベルテという映画館での演奏会でした。青木さんはステージだけにとどまらず空間の全てを使って音を作りだしていて、その音楽の中にいると、まるで山の中にぽつんといるようでした。 どこからともなく音が入ってきて、いつのまにか音楽がはじまり、きえていく。静けささえも音楽のような。 すっかり青木さんの音の景色にはまり、その後、いろんな演奏会に行きました。 あるときは、桑迫さんの個展で桑迫紙芝居と一緒に。花辺という京都の喫茶でおかゆを食べながら。 わたしの個展でもべえちゃんことベートルズさんと一緒にされているユニット”ベーブルース”として、演奏してくださいました。 とある日、わたしが琵琶湖にある蓬莱の家さんに撮影に行くとき(お仕事ではなく個人的な撮影です)、青木さんも一緒に行きたいとのことで、贅沢にも青木さんの運転で向かうことになりました。 せっかくの機会、わたしは舞い上がりながら青木さんの音楽について、いろいろ質問をしました。道中、わたしの拙い問いかけに、シンプルに真っ直ぐ答える青木さん、優しすぎるお方です。 蓬莱の家に着いた後、青木さんは『四月と十月』のコラムの執筆をするとのことで琵琶湖へ行かれました。 楽しい撮影も無事終わり、帰路でもいろいろとお話し、琵琶湖で書いていたことの内容やおすすめの本のことを教えてくださいました。 ほんとうにありがたく、とても充実した貴重な時間を過ごさせていただきました。 そして、わたしはすっかりその内容を忘れてしまいました。 落胆しましたが、こちら『ギター日記』の「はじまりと終わり」の章を読み、あっこんな話されてた!、と思い出しました。琵琶湖のことが書いてありますし、確実にこちらの話です。ああよかった…。 『四月と十月』でも読んだはずですが(念入り)、わたしの記憶力の無さに愕然としています。 『ギター日記』のおかげで、青木さんのいろんなお話何度も読めるぞ。記憶にこびりつけよう。 やはり、面白い。青木さんのことばはするするとからだに入る。草原のなかの風のように心地良い。 こちらの本、表紙の絵の、白いカーテンがギターにふれているように、青木さんの音楽のことや、暮らしや、考えてることに、そっとふれるとこができる本です。 こちら牧野さんの絵の題が『風の演奏』! 牧野さん、わかります、青木さんは風ですよね。
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