隣の猫牛 "天の梯" 2026年5月24日

天の梯
天の梯
高田郁
2回目読了! 2019年年末にNHKで放映された『みをつくし料理帖 スペシャル』を観た後に、どうしても続きが気になって、本屋に走って購入した原作『天の梯』。 だから、6年ぶりの再読になるのか。 ドラマも素敵だったけど、高田郁さんの優しい文体が心地良くてずっと読んでいたくなる世界観。 登場人物もみんなイキイキしてて、映像化したくなるのも納得。 こういう時代小説は本当に癒しになるなあ、と思う。 澪の料理人としての成長も丁寧に描かれていて、 頼み込まれて安く工夫した仕出しの弁当を薄給のお武家さんたちに用意してあげてたくだりは、じんわりしたし、その出来栄えを、もう交わることのない小松原が誉めていたと後で伝え聞くのも、上手いなあ…と思った。 あさひ太夫の身請けのくだりも、 上手いこと着地できて爽快感。 最後に色んな伏線がきれいに回収されてて、読んでいて気持ちよかった。 つくづく悔やまれるのが、 ドラマが最後まで制作されなかったこと。 黒木華さん演じる澪がすごく素敵だったから、続きを観たかった。 (おそらく演者さんの逮捕とか、大人の事情で続編作れなくなったのだと思うけど、キャストを変えてもいいから大円団まで観たかったなあ〜。後日談『花だより』も)
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