
ににー
@Ninie__
2026年5月24日

星の王子さま (新潮文庫)
サン=テグジュペリ,
河野万里子
読み終わった
好きな一節
「もしも誰かが、何百万も何百万もある星のうち、たったひとつに咲いている花を愛していたら、その人は星空を見つめるだけで幸せになれる。<ぼくの花が、あのどこかにある>って思ってね。でも、もしその花がヒツジに食べられてしまったら、その人にとっては、星という星が突然、ぜんぶ消えてしまったみたいになるんだ!それが重要じゃないって言うの!」王子さまは、それ以上なにも言えなくなった。そうして不意に、泣きじゃくりだした。あたりは夜になっていた。僕の手から工具が落ちた。かなづちもボルトも、のどの渇きも死も、僕にはもうどうでもよかった。
自分の怒りとか悲しみとか、思いをこうしてまっすぐ伝えられる王子さまの尊さが、私には痛くしみました。
本当のしあわせって目に見えない。目に見える幸せも、その本質は目に見えないところにあるんですね。
自分の中の“大人”の解し方を教えてくれるいい作品でした。



