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@flag_
2026年5月22日

ガラスの城壁
神永学
読み終わった
中学生の少年が、冤罪をかけられた父の事件の真相を解明するため、奮闘するストーリー
事件を追う中で、自分の世界に閉じこもりがちだった少年が、傷つきながらも世界の殻を破り逞しくなっていく姿に感銘を受けた。
自分が傷つくのを恐れて、人に寄り添うことができず後悔している2人が、少年に本来寄り添いたかった人間の姿を重ねながら、支えようとするとろが罪から逃れたいと願う利己的な行動で、またそうする自分に酔っている様が、人間らしく美しいと思った。
しかし、作中に「人は、どんな苦境にあろうと、寄り添ってくれる人がいれば、生きていくことができる」という言葉があるように、そんな救いの手があったからこそ、少年は自身の殻を破ることができたのではないかと思う。
事件の真相は意外性があり、真相を知っている状態で読むと、少年の心の動きがより理解できると思うので、もう一度読みたい。


