yomitaos "サイバースペースの地政学" 2026年5月25日

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@chsy7188
2026年5月25日
サイバースペースの地政学
サイバースペースの地政学
小宮山功一朗,
小泉悠
世界を繋ぐインターネット。それは人工衛星を介して滞りなく行われているもの。そんなふうに思い込んでいたが、衛星通信は全体の1%にも満たず、99%以上は海底ケーブルにて行われていると知って驚いた。 そんなの、切れたらどうするのかと思ったら、年間で100件ほどの切断があるらしい。しかも切れる原因の4割は漁業によると知ってさらに追い打ちを喰らう。そんな危険すぎるケーブルが私たちのネットインフラを担っているなんて…。 ネットは電脳空間に浮かぶユートピアなんて、今考えると甘っちょろい思想で考えられていたころもあるが、情報やデータが格納されているのは形を持ったデータセンターだ。個人情報も国家機密も、世界中にあるデータセンターに置かれていることになる。争いのかたちが情報戦争に変わったとしたら、狙われるのはデータセンターだ。 ロシアがウクライナに攻め込む前から、ウクライナの情報通信網を攻撃していたことを、この本で知った。情報を遮断する、もしくは盗聴できるようにコントロールするのは最優先なのだろう。 そう遠くない未来、戦争できる国になる日本は、こういった情報戦争に耐えられるのだろうか。この国の政府がデジタルに疎すぎるのは、ほぼ全ての国民が知っているに違いない。未来に不安しかない。
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