
あさだ
@asadadane
2026年5月25日

黒薔薇
吉屋信子
読み終わった
小説
すき
中島京子「小さいおうち」にて登場人物が朗読していた作品
主人公・章子への賛否がかなり分かれているっぽいが、このゴリッゴリの家父長制・異性愛規範・封建的社会の中で同性を愛することが如何に困難であるかと、彼女たちの苦悩に悲しくなる(現代においてもまだまだ様々なことが行き届いていないが)
鮮烈な心情描写が一層悲哀を掻き立てる
一方、最後に収録されている「若き魂の巣立ち」は、人を愛し高潔に生きていくことの尊さ、少女から女性に変わっていく中で忘れないでいてほしいことを吉屋が強いメッセージで記しており、女子校時代にこの文章に出会いたかったとしみじみ思う

