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2026年5月26日
星空のピルグリム
瀬戸一洋
読み終わった
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写真家として長年星空を見つめてきた瀬戸一洋が、オリオン座、ケフェウス座、うさぎ座──夜空に名づけられた88星座を道標に、人間の記憶や時間の層を辿る詩集。
古代より、人々は夜空を眺め、星と星とを結び、星座を描き、さまざまな思いを託した神話を紡いできました。現在、国際天文学連合 が88個の星座を世界共通のものとして定めています。オリオン座、さそり座、しし座など神話に由来する星座が広く知られる一方、らしんばん座、ぼうえんきょう座、テーブルさん座、ろくぶんぎ座など、航海や科学の道具をモデルにした星座もあり、そこには人類の歴史や文化が映し出されています。
本書には、それぞれの星座から呼び起こされた古い神話や旅の記憶、少年期の情景、科学的なまなざしなどを織り込みながら綴られた詩を収録。瀬戸自身による天体写真と、画家・泉イネの挿画が、その世界を静かに照らしています。
遠く離れた星々のあいだを「巡礼」すること。それは、同じ星を見上げてきた無数の人々の記憶や存在に、思いを馳せる営みなのかもしれません。


