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名古屋・東山公園のbookshop & galleryです。
  • 2026年2月3日
    遊戯[完全版]
    遊戯[完全版]
    中国で人気のカートゥニスト/イラストレーター、我是白(WOSHIBAI)のデビュー作「遊戯」。無口でシュールな現代チャイナコミックスの傑作、完全版で日本初上陸。 日常と非日常のあわいにそっと迷い込んだような不思議な余韻を残す、掌編のサイレント・ショートストーリーをたっぷりと収録。720Pに及ぶ大ボリュームで、我是白の魅力を存分に味わうことができます。 デザイナー・藤田裕美さんによる装丁、佇まいも最高で、これは持っておきたくなる一冊です。
  • 2026年2月3日
    山の時刻(とき)
    山の時刻(とき)
    『山と山小屋』の名コンビ、小林百合子(文)と野川かさね(写真)による、「山に流れる時間」を刻んだビジュアルエッセイ。 一瞬で過ぎ去ってしまう、儚く美しい山の情景。それに目を凝らし、撮影を続ける写真家・野川かさねが撮り溜めてきた膨大な写真の中から129枚の珠玉の作品を厳選。それらからインスピレーションを得て生まれた、小林百合子による四季折々、山にまつわる120の言葉と散文を収録。 霧に覆われた山容、可憐な野花、朝日をあびるテント、かごに盛られたトースト、朝露がきらめく湿原。 小屋の人から差し出されたしるこ、すれ違った人と交わした言葉、友がもらした感嘆の声。 ああ、私も知っている、と思う。もうこの時、私たちは「山の時刻」にいる。 「街の時間」とは異なる、おおらかで美しい流れに身をゆだねた時、これまで気づかなかった、ささやかでも大切なものが見えてくる。
  • 2026年2月3日
    そいつはほんとに敵なのか
    め~っちゃ面白かった!ぐんぐん一気に読みました! ZINE『35歳からの反抗期入門』が当店でもロングセラーとなっている注目の書き手・碇雪恵による、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉集。 …と言うものの、血気盛んに手当たり次第に怒りをぶちまけたりするような本では、もちろんありません。 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 日常のなかのふとしたことや、勝手なイメージで反射的に「苦手!嫌!」=「敵」と決めつけて遠ざけてしまっていた人たち。(…いますよね…)SNSではなく生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。そのことを、喧嘩、とよんでいるのです。 むしろ私は、愛だな、と思いました。 過剰に防衛してしまう自分と出会いなおし、早急に分類して遠ざけてしまっていた他者と出会いなおす。 私たちはきっと、生身同士でなら”おとなりさん”として対話をすることができるのだ。 新宿ゴールデン街のバーの客と、路上で見かけた困っていそうな人と、5年ぶりにできたパートナーと。憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。 なにより「自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く」がすごい。私も碇さんと同じく、前回の参院選後のゲンロンのYouTubeに衝撃を受けた一人だし、以降はなるべくいろんな人と、対面で政治についておしゃべりしよう、と心がけてはいるけど、こんな真正面にはやっぱりできない。れおさんへのインタビュー、そしてその後の碇さんの変化、最後の「誰かを敵にしない、誰とも戦わないという意思を持つことが、じつは何より強いことなんじゃないか」という言葉には、ぶんぶんうなずきながら読みました。 (早速、おそらく投票先が違うだろう人とゆっくり政治の話をしました。互いが許せないこと、重視していることが違うから考えが変わったりはしないけど、勉強になったし、なにより率直に話せることがうれしかった。引用部分の言葉を実感しています。)
  • 2026年2月3日
    しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』
    目的のないおしゃべりこそ、民主主義の第一歩!しゃべクラシー=おしゃべり+民主主義(デモクラシー)。 NHK連続テレビ小説『虎に翼』が縁でつながった、共に関西在住の女性3人おしゃべりユニットとベテラン弁護士。法について学び、選挙の行方を憂い、政治、社会、エンタメ、表現など、縦横無尽に語りまくった。 緊急発行して話題となったZINE「参政党憲法をかわりに読んでみた。」を大拡張、読んだらきっとあのモヤモヤを誰かとしゃべりたくなる、元気と勇気と笑いにあふれた1冊。 投票先をSNSで決めているとか、「間違えたくない」から白票で出しているとか、結局よくわからないから人気のある人に入れるとか、そういう方こそ読んでほしい。 政治ってよくわからない。それでも「わからなさ」は抱えたままで、生活に地続きな「自分ごと」だと感じられるようになるはず!
  • 2026年1月26日
    日々のあわあわ
    日々のあわあわ
    歌人、エッセイスト、そして土人形作家として大注目の寺井奈緒美による、歌集『アーのようなカー』、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』『おめでたい人』に続く、待望の最新エッセイ集! 本作のテーマはオノマトペ。 ピロピロ、もちもち、シャキシャキ、 ぴかぴか、ぼそぼそ、ビューン、どよーん、 キイキイ、わたわた、もちゃもちゃ、 ハラハラ、すん、バタバタ、びしょびしょ……   なんてことない日々も、蓋を開けたらたくさんのオノマトペが詰まっているーー。 宮沢賢治、ラーメン、あったか下着や牛乳、アニメやミールス、動物園に麦茶にも。 わたしたちの周りにはそこにもここにもオノマトペは隠れていて、目の前の事象や今の気持ち何とも言えない雰囲気にぴったりと寄り添ってくれる。 これまた、ひぃひぃ笑ったあと、なんか…寺井さんは魔法使いみたいだな~とぼんやり思った。 普段、陽の目を浴びていないようなことばや素朴なものたちや冴えない生活が、活き活きと輝いてみえる。今作も最高です!
  • 2026年1月26日
    「要するに」って言わないで
    インタビューやルポルタージュを主に手掛ける執筆業の傍ら、インタビューセッションと「聞くこと話すこと」についての講座も開催している尹雄大が綴った、心の重さを捨てて身軽になるための本。 自分の話を、正しいとか間違ってるとかジャッジせずに、ぜんぶ聞くこと。 そして、勇気を出してぜんぶ語ること。 自分自身の感情やこだわりを「他者」ととらえるというのは、つまり、敬意を持って接する、ということなんだと思う。優しい気持ちを持たなくても親切にすることはできる。 尹さんから「いま、セルフケアの本を書いています」と聞いたのはもう1年以上前のこと。なるほどやっぱり一筋縄ではいかない。語りかけるような平易なことばで書かれているのですらすら読めるけど、自分のなかの苦手な”あのこ”に話しかけながら読み進めていくのは、決して楽なことではなかった。 読みおえて今、そっか、楽になっていいんだな、と思った。自分をケアすることができるのは、きっと自分だけだから。
  • 2025年8月13日
    ガラスと雪のように言葉が溶ける
    ガラスと雪のように言葉が溶ける
    自分の子供と異国の言語で話す文化人類学者のイリナ・グリゴレと、自国の言葉を話せないライター、尹雄大が、自らルーツと言語、そして言葉で表現できないアイデンティティと身体感覚について語り合った往復書簡集。 読み始めてすぐ、これはゆっくり読む本だ…と思い、毎晩少しずつ、ちびちび大事に読みました。 相手の名を呼びながら、互いのいる土地に想いを馳せながら。 ずれたままで、むやみに同調をすることなく。こんな風に、誰かと対話をすることができたなら。 暴力、身体、異国、移民、植民地主義、言葉、祖母、母、父、子ども、武術、病、痛み、食べること、ルサンチマン、国家。 イリナさんの「言葉」や「身体」に対する鋭敏な感覚、尹さんの自身のルーツと家族に対する想い。 かねてから、ひとりで文章を書くことと、誰かに宛てて文章を書くことの違いと可能性を感じられる「往復書簡」という枠組みがとても好きなのですが、これまでのおふたりの著作ともまた違う言葉のやりとりに、震えながら読みました。読んでいる私たちの、深いところまで届く対話です。ずっと読んでいたかった。
  • 2025年8月5日
    ここは安心安全な場所
    自身の経験を真摯に文章にしてきた写真家、文筆家の植本一子による、あなたとわたしの現在地をみつめるエッセイシリーズ「わたしの現在地」。 二年前、西村佳哲さん主催のワークショップ「インタビューのワークショップ」に参加するため、遠野のクィーンズメドウ・カントリーハウスを訪れた著者は、そこで暮らす馬たちと、その馬のお世話をする「とくさん」に出会い、それ以来、数回にわたって通うようになります。 日頃の生活のなかでの名前や、社会的役割から離れ、ただの「わたし」として、人や馬と出会うこと。言葉を介さない馬との、気のやりとり。暗闇で、馬の気配を感じることーー。 傷を負い、葛藤を抱えながら生きてきた心を携えて、馬たちと過ごす静かな時間のなかで、自身の変わっていく内面を見つめた、8篇のエッセイと1篇の詩、そして写真。さらにこのエッセイ集の主要人物である「とくさん」こと徳吉英一郎さんの寄稿文を収録しています。 肩書や役割を脱いでしまった自分はきっと、最初は少し心細い。けれどそうした「無名」の状態でただそこにいることは、ほかならぬ自分自身と出会いなおすことなのだろう。「自分自身で生きる」ってなんだろう。何度も問い直す植本さんの姿をみて、私たちは一生をかけて、その練習をし続けているのかもしれない、と思った。 冒頭、久しぶりだというフィルムで撮影された写真が、まず素晴らしい。植本さんの世界に向き合う態度。人懐っこく、同時に少しおびえて、まっすぐに。それが本当に写真から伝わるのです。 私は今作、最高傑作だと思います。毎度、最高傑作を更新してくる植本さんなので、たぶん、次回もそう言うかもしれないけど。
  • 2025年4月26日
    たのしい保育園
    ひと足先に読ませていただいたのですが、発売前からいろんな人に「めちゃくちゃいいんです!」「話したいから早く読んで!」と言いまくっていたこちら! 二歳のももちゃんとももちゃんのお父さんは日々、川べりや公園を歩く。過ぎていく時間と折々の記憶は、いつしか祈りへと昇華していく――。 父娘のなにげない日常を様々な角度から描き、いままで言語化されていなかった「育児」のディティールが驚くべき解像度で迫ってくる、まったく新しい「父」の連作短編集。 保育園までの道、鳥の名前、植物の名前、すれ違う人びと、保育園の先生たち、登園時の連絡帳、ふいちゃんとあみちゃん、お母さんへのプレゼント。「ももちゃんのお父さん」になって、世界と出会いなおすこと。 もう大人になってしまって、梅と桃の違いも、十秒前と一年前の違いも知ってしまった私たちは、ももちゃんのようには世界を知覚することができない。だけど、ももちゃんの視点を通して想像することはできるのかもしれない。 この小説は、ももちゃんを見ている「ももちゃんのお父さん」を通じて、私たち読者も追体験することができる。 世界は、なんて色鮮やかなんだろう。私たちは、それを本当に知っているのだろうか。 読んでいる間、ほんとうに幸せでした。今も、思い出すだけで心が震えます・・・。 植本一子さんとの往復書簡『さびしさについて』もあわせてどうぞ。おふたりの子育ての話がたくさん出てきます。 さらに言うと、この感覚は『世界をきちんとあじわうための本』(ホモ・サピエンスの道具研究会著/ELVIS PRESS)とも通じているな~、と思います。そうやって、あれもこれもといくつもの本につながっていく。これこそが世界。いろんな本の隣に置いて、ずっとずっと何度も読みたい一冊です。
  • 2025年4月21日
    生きる力が湧いてくる
    凄まじい。 一気に読んでしまった。
  • 2025年4月20日
    おめでたい人
    おめでたい人
    最高。
  • 2025年4月15日
    湖まで
    湖まで
  • 2025年4月15日
    世界をきちんとあじわうための本
    世界をきちんとあじわうための本
    この本に出会ってから何割か人生楽しくなった。
  • 2025年4月14日
    あやとり
    あやとり
    言葉ってすっごく永く香るから いま潮風に手帳ふくらむ ついに発売になりました~!この「赤」、どきっとします。 戦争体験者への取材をもとに連作「つぐ」、尾張藩主の御巡覧と伴走した「知多廻行録」、亡命中のシリア人活動家や、パレスチナ系作家への取材をもとに作られた作品を含む265首を収録。 特に名古屋近辺の方に是非読んでいただきたいのは「つぐ」です。雑誌掲載時に大興奮したのを覚えています。言葉を失うほどの壮絶な体験を語る、名古屋弁のヴォイスが、とても美しい。 思わず、指でなぞりたくなる(攻め箔、というのだそう)素晴らしいブックデザインは、名久井直子さんです。
  • 2025年4月14日
    みえないもの
    みえないもの
  • 2025年4月6日
    遠くまで歩く
    遠くまで歩く
    これほどまでに、現実と小説の世界がシームレスになった体験があっただろうか。読み始め、あまりのリアリティにかすかな居心地の悪さを感じたほどだった。読み進めるにつれ、登場人物たちの語りが私にとっても馴染みのあるものになってゆき、読み終えた今、それは私の中に「記憶」された。 私自身が忘れてしまっても、誰かが私の言葉を(声を、表情を)覚えていてくれる。逆もまた、しかり。 私はこの小説の中に登場した人物が思い出したこと、語ったことを、いつか断片的に思い出すだろう。そこに小説と現実の境はない。そのことの豊かさ。そのことの心強さ。 柴崎友香さんは、小説を小説世界の中から拡張するような作品を作り続けている。それでも、それが小説であるからこそ表現できること、超えられることだと信じているのだと、私は思う。
  • 2025年3月28日
    随風 (01)
    随風 (01)
  • 2025年1月9日
    ことぱの観察
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