
くらな
@3bus_0830
2026年5月26日

枕元の本棚
津村記久子
読み終わった
会ったらいくらでも話せる関係でも、手紙やメールではまったくやる気がなかったり、言葉の上では密着していても、実際に顔を合わせるとよそよそしかったりすることもある。どちらがいいというわけではない。ただ、その中でも、文字上のコミュニケーションのもっとも原始的かつストイックな「文通」という行為には、強烈な遠さと、遠さ故の幻想の激しさのようなものにおいて、あらゆるコミュニケーションの中でも独特の地位が与えられているように思う。遠い。遠くてもわたしたちには話すべきことがある。


