
如月カルラ@極・社畜化のため多忙
@kisaragi_karura
2026年5月26日

七月の鋭利な破片
櫛木理宇
読み終わった
まず、読み終えた後見返したらこの本の装丁が刺さりました。
表紙の下に黒い見返し、そして緑の本扉と2枚あるんですが、黒色が主人公たちに影を落としている過去の事件のように、緑がタイトルにもある七月という季節や囚われていたその七月から抜けていく、芽吹きのように感じました。いや、考えすぎだとは思いますが、好きです。
でもそう感じるくらい、ぐいっと引き込まれる話でした。
大人たちが幼くて身勝手で、子供たちはそれに晒されて達観するしかなくて。でも子供だから純粋で、振り回されてしまう……。
とはいえ、室井くんはさすがに好きになれませんでした。さすがにちょっと書かれ方が露悪的だったかなぁ。こういう人もいますが。
六田先生はもう同情の余地もないほど身勝手が過ぎて眉間に皺がよっちゃうほどなんですが、嫌な人間を書くのが上手いなぁと感じました。



