さとさと "フラニーとズーイ" 2026年5月26日

さとさと
さとさと
@3m1n0m
2026年5月26日
フラニーとズーイ
フラニーとズーイ
サリンジャー,
J・D・サリンジャー,
村上春樹
野崎孝訳では無く、比較的新しい新訳版で読みました。村上春樹の解説小冊子は良かったです。何故ならこの物語が、兄:バディが作家として書いているという設定を知れて、より一層楽しめます。 ライ麦畑でつかまえて、からサリンジャー氏が表現したいこと、内的必然性は全く変わらず一貫しているのが良いです。世の中の"エゴ"、知性や宗教観、不思議なほどに全世界共通してインチキヤロウは蔓延っているようです。ライ麦畑を読了した時ほどの、絶望感や空虚感のインパクトは良くも悪くも生まれませんでしたが、今後生きていく上でその時の状況によっては、とても心に重くのしかかる読書体験でした。それでも私はサリンジャー作品を全制覇して、たっぷり都会的な会話と主人公の陰鬱なメンタル感覚を味わっていくつもりです。
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