フラニーとズーイ
51件の記録
- たじ@tazi2026年2月12日読み終わったこんなにもフラニーとズーイに没入して読むとは思わなかった。 つまらないやつしかいない、 こんな世界はつまらない、 そんなことを思う自分はもっとつまらない、 でもどうすれば良いかわからない。 導き手を求めて、神に祈るほかない。 荒っぽくて生真面目なこの本に、前提から違うと言われた。 「太ったおばさんのために靴を磨け。 そいつがキリスト本人なんだよ。」 「演技をするんだ、ズーイ」 ズーイがバディーの手紙を何度も読み返すように、 自分も人生の中で、この本を何度も読み返すと思う。(現に読み終えた後、もう一度初めから読み返した。) 自分は至って普通の人間で何も崇高な部分なんてないこと、 表層的だとなじっていた誰かと特に変わらないこと、 誰かのために考えられる行動をすること、 "良い"人間になろうとせず、よく生きようとすること。 そんな当たり前のことを当たり前に心に置いて、 平静で冷静な自分を維持するためにこの本を読み返す。 メモ ・ズーイはフラニーに語りかけるようでありながら、常に(シーモアとバディーの口を借りて)自分にも語りかけている。演技をするように。 ・この話の全てはやはりラブストーリーで、家族が全員お互いを想いあう。 母は子供達を、バディーは母と弟妹を。 ズーイはバディーとフラニーを想い、母を想う努力をする。 フラニーはバディーとズーイを想い、母を想う努力をする。


Alfred@jazzandbook2026年1月6日読み終わったサリンジャーの文体というジェットコースターに乗って、長い長い冒険に出た後、元の場所へと帰ってきた。最後の最後まで、まるで集中を切らさない、指揮者のタクトのようだった。
Pha3@Pha32025年11月24日読み終わったフラニーパートからズーイに移る設計を楽しみつつ読んでいたら、うっかりつるっと読み終えてしまった。 実はズーイのほうが現実社会においては闇を生み出すタイプなのではという危惧と、カラマーゾフの兄弟のイワンと対比でズーイのパートを再読すると面白いのではと思いつき、後半だけ読み直そうと思う
陽祐@0810seba2025年8月14日読み終わった真理:私も一人の太ったおばさんなんです サリンジャーはあまりにも巧みな技巧のためにフラニーやゾーイという魅力的なキャラクターを生み出し得た。副次的な効果として数多くのレーン達に自身がフラニーであるという錯覚めいた共感を与えてしまった。 また、あまりにも巧みだったせいでサリンジャー自身がバディと自分とを混同させるまでに至った。 と思う。
海浜公園@seasidepark2025年6月19日読み終わった意味がわからなくて、でも最後の5ページとかは感動して手が震えた。「太ったおばさんのために靴を磨く」 これ読んでからこの本についてばかり考えてしまう
だるま@daruma_01062025年6月16日読み終わった村上春樹の解説(サリンジャーは解説をつけることを嫌ったのでしおりみたいなものだが)で、若い頃読んで今ひとつだったけど、新訳のために原文を読んだら「こんなに面白い話だったんだ!」となったと書いてあった。私はまだ面白さに気づけていないので、また折に触れて読んでみようと思う。
いくぽぽ@ikureadsbooks2025年6月1日読み終わったここ最近は新刊ばかり読んでいたのでかなりグッと来てしまった。古典になりつつある文学、これほどまでにわからなさを伴って圧倒してくるのか。読書会で話したことがさらに反芻されて、かなりベスト読書体験だった。余韻がかなりあり、あれやこれやと考えている。読書会ではもっと若い時に読めばよかったと話したが、いまはこのタイミングで読んだことが「私の」読書体験であるとわかる。














































